「ヤクルト6−4阪神」(7日、神宮球場)

 二保が移籍即、先発登板を果たした。初回に4失点を喫したが、そこから五回までヒットを許さなかった立ち直りは見事だった。

 初回の失点については、二保からすればボールが真ん中に集まってしまったという反省があるだろう。一方で、最後はシュート、もしくはチェンジアップを打たせる、という持ち味を梅野に分かってもらってなかった部分もあるのでは。

 ただそこからバッテリーがすぐに修正を施した。二回は四死球があったものの、五回まで無安打。カウントを悪くしても、シュートで打ち取れる、といった二保らしい投球を、新しいユニホームでも存分に発揮できたと思う。

 ソフトバンク時代に指導した経験もあるが、スタミナがあり、四球で崩れることも少ない。多彩な球種を投げられる中で、最後はシュートかチェンジアップ、という逆算から組み立てれば、二保は必ず戦力として役立ってくれるはずだ。