エスコンフィールドの記者席は一塁側にある。三塁ベンチ後方に陣取る虎党とも近く、応援がよく聞こえてくる。前夜、代打・糸原が好機で申告敬遠されたときのブーイングはすさまじかった。試合後、中野が「タイガースファンがたくさん駆けつけてくれている。応援の声を力にしたい」と話したように、熱量は選手にも届いてるようだ。

 試合中、ついつい視線を送ってしまうのが、左翼後方にあるブルペンの様子。前夜は七回に岩崎、桐敷、湯浅、及川らがイスに座って戦況をチェック。ウオーミングアップの後、八回から石井らが投球練習を始めた。

 片山ブルペンコーチ兼BCは「ブルペンからは(試合は)見づらいんだけどね」と苦笑いしつつ「中にモニターもあるから、五回ぐらいから準備を始めてるんだ」とうなずく。エスコンでの次回交流戦は2年後になるが、今年は再戦があるかもしれない。今回の経験もきっと秋に生きるはずだ。(杉原史恭)