年収1000万円超が65社
ランキング上位の顔触れは?

 今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「従業員の平均年齢が40代で年収が高い会社ランキング」を作成した。本社所在地はダイヤモンド社企業情報部調べ。単体の従業員数が20人未満の企業は除外している。対象期間は、2019年6月期〜20年5月期。

 早速、ランキングを確認していこう。

1位の日本商業開発は
年収が400万円以上アップ

 1位は日本商業開発。平均年収は1921.1万円とダントツに高い。

 従業員数はわずか73人ながら、売上高は742億円で、1人当たり約10億円を稼ぎ出す計算となる(数値は2020年3月期の連結決算)

 会社設立は2000年と社歴は比較的浅いが、取得した土地をスーパーやドラッグストアなどのテナントに長期契約で貸し、安定的な収益が見込める金融商品に仕上げて不動産投資信託(REIT)などに売却するという独自のビジネスモデルで急成長している。

 日本商業開発の前年度の平均年収は1501.1万円(平均年齢41.7歳)であり、今回は一気に400万円以上増えたことになる。

 今回のランキングでは、商社の強さが目立った。

 三菱商事(2位)を筆頭に、伊藤忠商事(3位)、丸紅(5位)、住友商事(6位)、三井物産(8位)と5大商社がトップ10の半分を占めた。

 ちなみに前年度のランキングにおいても、三菱商事は2位(1607.8万円)、伊藤忠は3位(1520.8万円)、三井物産は5位(1430万円)、住友商事は8位(1389.6万円)、丸紅は9位(1389.3万円)と、上位を占めた。

 一方、前年度に1位だった三菱ケミカルホールディングス(1738万円。平均年齢47.4歳)は今回、21位(1166万円。平均年齢47.5歳)と大幅にダウン。

 2020年3月期は当期利益が前年同期比で約7割減に陥るという厳しい環境下、「業績連動による影響が比較的大きい」(同社)のが理由のようだ。

 今回のランキングにおけるその他の上位の顔触れはどうなっているか。

 4位はゲームメーカー大手のスクウェア・エニックス・ホールディングスで1487.6万円、7位は日本テレビホールディングスで1401.5万円。9位はソフトバンクグループで1389.4万円と、いずれも情報・通信分野の企業だ。

 また、10位は投資会社のマーキュリアインベストメントで1373万円となった。

(ダイヤモンド編集部 松本裕樹)