今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「年収が低い会社ランキング2021【東京除く関東地方】」を作成しました。対象は東京都を除く関東地方(神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木の6県)内に本社を置く上場企業で、単体従業員数30人未満の企業は除外しています。対象期間は、2020年4月期〜21年3月期。

 早速、ランキングを見ていきましょう。

1位は居酒屋「庄や」を展開する
かんなん丸

「年収が低い会社ランキング2021【東京除く関東地方】」で1位となったのは、かんなん丸で、平均年収は314.4万円でした。埼玉県さいたま市浦和区に本社を置く外食産業の企業で、居酒屋「庄や」「日本海 庄や」や、カラオケ「うたうんだ村」などを運営しています。前年度も1位だったのですが、その時の平均年収332.7万円よりも下がっているのが気になります。居酒屋、カラオケはどちらもコロナ禍の影響を大きく受けた業種であり、業績不振の影響が社員の給与という形で出てしまったものと思われます。

 2位は宝飾品小売りのベリテで323.0万円。前年度は3位でしたが、平均年収は354.3万円だったので、かんなん丸と同じく平均年収が下がっています。

 3位は横浜の老舗ホテルを運営するホテルニューグランドで、347.1万円。4位は中古ゴルフ用品販売などのゴルフ・ドゥで349.2万円。350万円以下となったのはここまででした。

 5位は2社あり、いずれも平均年収は367.5万円。一つは埼玉県熊谷市に本社を置き、自動車部品を製造するリード。もう一つは神奈川県の老舗百貨店、さいか屋でした。

 ランキング完全版では、7位以下の計200社を掲載しています。ぜひチェックしてください。

(ダイヤモンド編集部 吉岡綾乃)