運転免許が失効したにもかかわらず、無免許運転を行い検挙されるケースは今も少なくない。果たして都道府県別で見ると、どのような状況になっているのか。免許保有者1000人当たりの検挙件数が多い順に、都道府県をランキングした。(ダイヤモンド編集部 松本裕樹)

2位と大差で
沖縄県がトップ

 NHKの人気番組「ブラタモリ」にも出演していた静岡大学の准教授が3月18日、無免許で自家用車や公用車を運転していたとして同大学が諭旨解雇した。同准教授は運転免許が失効しているにもかかわらず無免許運転を繰り返していたが、他にも交通違反などで免許を失った人や、そもそも免許を取得したことがない人による無免許運転などの違反も後を絶たない。

 とはいえ、車両等の運転に関する道路交通法違反の検挙数全体の中では、無免許運転の検挙数はそれほど多くはない。

 2019年の検挙総数574万5596件のうち、無免許運転検挙件数は1万8607件と、わずか0.3%にすぎない。また、無免許運転検挙件数は年々減少しており、2009年の3万6817件から半減している。

 今回のランキングでは、免許保有者1000人あたりの無免許運転検挙件数が多い都道府県順に並べた。

 それでは気になるランキングを見てみよう。

※「無免許運転検挙件数」は警察庁「令和元年の犯罪」、「運転免許保有者数」は警察庁「運転免許統計」から。

 1位は沖縄県(0.779)で、2位の奈良県(0.37)を大きく引き離し断然のトップとなった。また、1位と2位は前回ランキングと同じ結果となった。

 なお、沖縄県は『飲酒運転が多い都道府県ランキング【47都道府県・完全版】』でも全国1位。

 これらのランキングを見る限り、沖縄県は自動車運転に関する順法意識を高める必要がありそうだ。

 また、3位は和歌山県(0.335)、4位は大阪府(0.334)、5位は佐賀県(0.319)となった。