イオンのロゴマーク
〔写真説明〕イオンのロゴマーク(時事通信社)

 イオンリテール(千葉県)は11月8日、カケハシ(東京都)と大塚製薬(東京都)とともに、経済産業省が推進する令和5年度「ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(PHR利用活用推進等に向けたモデル事業)」の実施事業者に採択されたと発表した。

 同社が運営する東京都内のイオン薬局18店舗では10月より、“意識することなく健康になっていくヘルスケアサービス”の実現を目指し、薬剤師が健康情報を活用する実証事業を開始している。

 現在、医療費や介護費の増大、医療人材不足が課題となっているが、個人の健康増進や予防分野サービスへの参加は限定的となっている。

 今回採択された実証事業では、同社が運営する「イオン薬局」の薬剤師が、カケハシの薬局体験アシスタント「Musubi」と、患者フォローシステム「Pocket Musubi」を通じた来局者とのコミュニケーションの中で、大塚製薬の個別化健康サポートサービス「エイチル」を用いて来局者個々人に合った健康提案を行うことで、日常の生活スタイルが自然と改善され健康になる環境の構築を目指すという。

イオンリテールとカケハシ、大塚製薬が行う健康支援実証事業のスキーム

<カケハシの Musubi>
薬局体験アシスタント Musubi は、Musubi のタブレット端末を患者と一緒に見ながら服薬指導し、その場の画面タッチで薬歴のドラフトを自動で作成。健康状態や生活習慣にあわせたアドバイスを提示するサービス。

<大塚製薬のエイチル>
「エイチル」は、アンケートの回答内容をもとに大塚製薬の科学的知見に基づいて生活者一人ひとりに合った健康増進に繋がる情報を提供する双方向型コミュニケーションサービス。

著者:ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室