アルビス

 1月30日にアルビス(富山県)が発表した2024年3月期第3四半期決算(連結2023年4月1日〜12月31日)は、売上高が前年同期比2.9%増の738億円、営業利益は6.7%増の18億円となり、増収増益を達成した。

 第3四半期累計期間、健康志向・時短ニーズに応える商品の拡充、節約志向に対応するPB商品の販売強化のほか、特徴のある名物商品の開発にも取り組み、付加価値の高い商品を拡充することで、売上総利益率の改善を進めた。また、来店客数を増やすための施策として、食卓応援企画を第1四半期から連続して実施した。

 生産性向上については、一部店舗で試験的に導入していたキャッシュレスセルフレジ・電子棚札の効果を検証し、第3四半期は3店舗に電子棚札を追加導入。プロセスセンターについては、継続的な製造工程の見直しと原価率の改善に努めた。物流面では、積載率向上による運行数削減など、配送効率に向けた取り組みを進めている。

 第3四半期の新規出店は1店舗。改装については第3四半期累計期間に計5店舗で実施。既存店の売上が堅調に推移し、売上増による売上総利益の増加に加え、高利益商品の販売拡大とプロセスセンターの生産性向上により、売上総利益率は前年同期に比べて0.4ポイント上昇(29.8%)し、営業利益6.7%増につながった。

 2024年3月期の連結業績については、売上高が3.0%増の974億円、営業利益は3.1%増の20億円、経常利益で1.8%増の25億円と予想した。

著者:ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室