1月31日にセリア(岐阜県)が発表した2024年3月期第3四半期決算(非連結2023年4月1日〜12月31日)は、売上高が前年同期比3.6%増の1,664億円、営業利益は12.6%減の112億円となった。

 第3四半期累計期間は、①商品仕様の見直しによる原価上昇抑制に注力、②複数出店案件が見込める企業との関係強化および未出店地域の開拓、③システムを活用した社内全体の効率化、に取り組んだ。

 第3四半期累計期間の出店は直営で105店舗、退店が直営で39店舗、FC店で2店舗と、ほぼ計画通りに進捗。直営の既存店売上高は、連休などによる遠出が来店客数にマイナスに作用して0.5%減となったが、11月以降は前年をクリアして回復基調となっている。

 第3四半期累計期間、原価上昇抑制に努めたが、売上原価率は、円安や原材料コスト上昇の影響を受け、1.0ポイント上昇して58.8%。売上総利益率は0.95ポイントダウンして41.2%となったことに加えて、販管費が売上比で0.3ポイント上昇したことが、営業利益を圧迫した。

 同社では今回の業績を踏まえ、通期連結業績予想を修正、売上高は前回予想から10億円増の2,210億円(前年同期比4.1%増)、営業利益は同9億円増の138億円(同10.7%減)、経常利益は同10億円原の140億円(同10.4%減)とした。

著者:ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室