節約につながっているようにみえて、実はかえって逆効果なことがある。どんな節約術がNGにあたるのだろうか。また、お金の使い方が派手そうにみえて、実はお金を貯めるのがうまい人もいる。彼らはどんなお金の使い方をしているのか?
■お金が出ていくNG節約術!「節約」初心者が間違いやすい?
節約のように見えて、実は浪費になっていることがある。あなたが取り入れている節約術は、本当に効果のあるものだろうか?間違った節約術を見てみよう。
●節約グッズを購入する
100円ショップなどにはたくさんの節約グッズがあり、ついつい買ってしまう人もいるだろう。
しかし、節約グッズを買いさえすれば支出を抑えられるわけではない。買っても使う回数が少なければ、浪費になってしまう。
節約グッズを買う際は、購入費用に見合った効果が得られるかどうか考えよう。
●雑誌や日用品を定期購入する
「その都度買うより割安になる」といった理由で、雑誌や日用品、健康食品などを定期購入している人もいるだろう。
商品が届くたびにしっかり利用していれば問題ない。しかし、まったく利用していない、たまにしか利用しない、というのであれば無駄遣いになってしまう。
定期購入する場合は、利用頻度を基準にして本当に必要かどうかチェックしよう。
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■金づかいが荒そうで実は貯めてる人
見た目の印象と実際の貯蓄額は、必ずしも一致しない。派手にお金を使っているように見えて、しっかり貯蓄している人もいるが、彼らはどんなお金の使い方をしているのだろうか?
●高額商品を買って大切に使う
十万円を超える時計をしていたり、一泊数万円の高級旅館に宿泊したり、フレンチディナーに行ったり。そんな話を聞くと、つい「そんなに使って貯蓄してるの?」などと邪推したくなる。
しかし、お金を使う優先順位が明確だからこそ、好きなことにはためらいなくお金を使えるのだ。
逆に、興味のないことにはまったくといっていいほどお金を使わない。浪費家に見えて、メリハリよく貯蓄しているタイプといえる。
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●交際費やプレゼントにお金をかける
飲み会に頻繁に出席したり、マメにプレゼントを渡したり。見ていて「よくそんなに余裕があるな」と思えるかもしれない。
しかし、交際費やプレゼントにお金をかける人は、お金の使い方を意識している人だ。
「人のつながり」など価値を感じることにお金を払う一方で、無駄だと感じたら一切財布のひもをゆるめない。
理性的にお金を使っているタイプといえるだろう。
文/編集・dメニューマネー編集部