お金が貯まらない人の中には、収入が少なくて諦めている人もいるだろうが、苦労せずにお金を貯めている人はいる。そうした人たちはどんなことを実践しているのだろうか?苦労せずにお金を貯める人には4つの共通点がある。

■共通点1 家計管理はシンプルな方法する

苦労せずにお金が貯まる人は、家計管理をシンプルにして「とにかく続けること」を意識していることが多い。

手書きやエクセルで細かく家計管理するのが好きな人は問題ないが、苦手なのに続けようとすると途中で挫折してしまい、結局ほったらかし、ということになりかねない。

シンプルで続けやすい方法の一つが「家計簿アプリ」を使うことだ。費用を打ち込んだりレシートを撮影したりするだけで、お金の出入りを把握でき、ムダな支出に気づくことにもつながる。

■共通点2 固定費から削っている

住居費や光熱費、通信料、保険料などの固定費から削減している人も多い。

食費や交際費などの変動費を節約しようとするとストレスが溜まりやすいが、固定費は一度見直せば、効果がずっと続くからだ。

固定費の減らし方の例として、「収入に合った住居に引越しする」「ガス・電気会社を切り替える」「格安SIMに乗り換える」「生命保険のプランを見直す」などがある。この際、金額の大きいものから見直せば、より効果が出やすくなる。

■共通点3 自動的に貯める仕組みを作っている

給料日に貯蓄して残りで生活する「先取り貯蓄」などを活用して、強制的にお金が貯まる仕組みを作っている人も多い。

「生活費を頑張って節約して、余ったお金を貯蓄に回そう」と思っていても、口座にお金があればついつい使いこんでしまい、貯蓄に回せるお金が残らないことがある。

「手取りの2割は自動的に貯蓄する」のように、無理のない範囲でルールを決めよう。

■共通点4 投資にお金を使っている

口座にお金を入れておくだけではほとんど増えないので、お金を着実に増やしている人は投資にお金を使っている。

貯蓄と投資では、お金の増え方はどれくらい変わるのだろうか。

毎月1万円を30年間、定期預金(年0.01%)で積み立てた場合と、投資信託(年3%の複利運用)で積み立てた場合を比べてみる。積み立てた元本360万円が、定期預金では約361万円にしかならないのに対し、投資信託では約583万円になる。

投資なので元本割れのリスクはあるが、このシミュレーション通りになれば、200万円以上の差が出る。

少しの手間をかけるだけでできるものばかりなので、お金がなかなか貯まらず悩んでいる人は、取り組みやすいものから実践してほしい。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部