車両のなかでは比較的軽い「軽自動車」や「軽車両」。言葉は似ているものの、2つの意味は大きく異なります。

統計を見ると交通事故の死者数は年々少なくなってはいるものの、「12月」は件数が増える 傾向があります。年末に向けて車両を運転するときは特に注意したいところです。「軽自動車と軽車両」、2つの違いが分かりますか?

■2022年10月末より自転車の取り締まりが強化されている

「軽自動車」とは、道路運送車両法によってサイズと排気量が一定以下に区分される車です。長さ・幅・高さが3.4m以下 ・1.48m以下・2m以下でエンジンの総排気量は660cc以下 というのが軽自動車の定義です。税負担が軽く燃費が良いなどのメリットがあります。

一方、「軽車両」とは、ほかの車両や人、動物などに牽引される車両(リヤカー・人力車など)および自転車のことです。原動機を持たない車両が基本ですが、人がペダルをこぐ動作を補う電動アシスト自転車は「駆動補助機付自転車」に分類され、軽車両に含まれます。

自転車に乗るために免許は必要ありませんが、道路交通法のルールは守らなければなりません。たとえば「飲酒運転の禁止」は自転車も対象となり、違反した場合の罰則は5年以下の懲役または100万円以下の罰金とされています。

道路標識で「車両通行止め」や「車両侵入禁止」と指定されていれば自転車も通行・侵入できません。通行禁止違反の罰則は3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金です。

■解答:「軽自動車と軽車両」の違いとは……

「軽自動車」とは一定以下のサイズに法律で規格されている自動車で、「軽車両」とは自転車やリヤカーなど原動機をもたない車両です。なお、電動キックボードは原付バイクと同じ分類です。 ヘルメット着用や通行区分などに注意しましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部