東京−新大阪間は、出張などでよく使われる区間でもあり、格安チケットなどを利用する人も多いだろうが、窓口で買える方法で、往路と復路がそれぞれ1割引になるお得な書い方がある。

■新幹線をちょっとお得に乗車する条件

JRでは片道601kmを超えると往復乗車券の往路と復路がそれぞれ1割引になる割引制度があるものの、片道556.4kmの東京−新大阪間では使えない。だが、ちょっとした工夫で割引価格で行き来できるのだ。

それは、601km超える駅までの乗車券を買うという方法だ。

たとえば、東京から出発する場合、601kmを上回るのは西明石駅(621km)。実際にいくのが新大阪までであっても、西明石までの往復を買えば、割引が適用されるのだ。

■往復割で東京−新大阪間が200円安くなる

東京−新大阪の乗車券は片道が8 ,910円、往復で1万7,820円かかる。

東京−西明石間の片道切符は通常9,790円だが、往復割引が適用されると乗車券は1割引で1万7,620円(片道8,810円)となる。

つまり東京−新大阪間の通常料金よりも往復で200円安くなる計算だ。

上下車の方法だが、西明石まで買った場合の往路は大阪で途中下車という扱いになり、復路は西明石−大阪間の乗車を放棄するという扱いでOK。これで東京−大阪間も往復割が適用される。

200円という金額だが、東京−新大阪間の切符にコーヒーが1杯無料で付いてくると思えば、ちょっとお得な気持ちにならないだろうか。

逆に新大阪発の場合は、東京都の高尾駅や埼玉県の川越駅などまでの乗車券を買うといい。

■ただし注意点もある

ただし注意点もあって、乗車券が通常の「東京都区内〜大阪市内」ではないので、大阪市内であっても、天王寺駅など東京〜西明石の経路に含まれない駅では出られない。

とはいえ、さらに長距離ならもっとお得な料金で乗車できることもある便利な方法。JRの公式サイトにもこの往復割引乗車券の適用ルールが詳しく紹介されているので、チェックしておきたい。

文/編集・dメニューマネー編集部