6月に開催されたAKB48グループ恒例の“選抜総選挙”。舞台となった沖縄が荒天だったため、急遽野外から室内に会場が変更になるなど、開票前から波乱含みでした。そんな中、最も大きな波乱となったのが、NMB48の須藤凜々花による“結婚宣言”。

本当に結婚するのかも含めて、今後の動向が注目されますが、過去にも世間の大きな注目を集めた結婚宣言がありました。

ステージ上からの“恋人宣言”から、衝撃の“引退宣言”へ

衝撃の“結婚宣言”というと、まず思い出されるのが昭和を代表する歌姫・山口百恵。1978年にはNHK紅白歌合戦で紅組のトリを務めるなど、押しも押されるトップスターでしたが、映画やドラマでたびたび共演していた三浦友和とかねてから噂に。報道が過熱する中、1979年10月20日、コンサートの舞台から堂々と“恋人宣言”をし、世間に大きな衝撃を与えました。

しかし、それだけでは終わりません。山口は1980年3月7日に正式に婚約を発表しますが、その記者会見で芸能界からの引退を宣言。同年10月5日の日本武道館公演が最後のステージとなりました。舞台上にマイクを置いて去っていくシーンは今も語り継がれています。そして、その約1か月後、11月19日に式を挙げたあとは、ほとんど表舞台には出てきていません。

現在、三浦友和は俳優として確固たる存在感を示し、2人の息子も芸能界で活躍しています。表舞台に姿を現さない山口百恵は、妻として、母としての仕事を全うしたというところでしょうか。

時代の寵児同士の結婚宣言は、首相も巻き込む騒動に

さて、時代が平成に移ると、またもや衝撃的な“結婚宣言”が飛び出します。トップアイドルでありながらヘアヌード写真集を発表するなど注目を集めていた宮沢りえが、1992年11月27日、突如、婚約を発表するのです。お相手は、こちらも若くして大活躍し、当時の相撲ブームをけん引していた関取・貴花田(後の横綱・貴乃花)。まさに時代の寵児同士のカップルに、ワイドショーでは連日2人の動向を報じるなど、その結婚は全国民の関心事となりました。

婚約会見では手をつなぎながら記者の質問に答え、仲睦まじかった2人ですが、わずか2カ月後の1993年1月27日に破局。彼女は1人で記者会見に臨みました。その模様は、各局のニュース番組でも中継され、NHKの「7時のニュース」でも取り上げられると、17.9%の視聴率を叩き出したのです。時の首相・宮澤喜一も「残念ですな」というコメントを発表するなど、2人の結婚に対して、いかに国民の関心が高かったかを物語っています。

記者会見で「これだけ強く彼を思っていた気持ちに、全然後悔はない」と、毅然と語った宮沢りえ。その後、一般の男性と結婚して子どもも授かりますが、2016年に離婚しています。

海外でも大物スターのお騒がせ結婚宣言が

“結婚宣言”で世間を騒がせた女性スターは海外にもいます。10代で歌手としてデビューしたブリトニー・スピアーズは、人気絶頂だった2004年に突如幼なじみと結婚。しかし、どうやら酔った勢いで挙式してしまったらしく、わずか55時間後に婚姻の無効を申請し、世界中を騒がせてしまいました。彼女はその後すぐに自身のバックダンサーと結婚し、2児の母となりますが、2007年に離婚しています。

また、結婚宣言でお騒がせといえば、女優のパメラ・アンダーソンも忘れてはいけません。ロックスターのトミー・リー、キッド・ロック、そしてパリス・ヒルトンの彼氏として注目を集めたプロデューサーのリック・ソロモンの3人と結婚しています。いずれも短期間で離婚……と思ったら突如復縁を繰り返しています。他にも、噂になった男性は数知れず。現在も結婚するのでは? ととりざたされている男性がおりますが、果たしてどうなることでしょう。

若くして結婚を宣言したスターを振り返ってみましたが、おしどり夫婦として何十年も仲睦まじいカップルもいれば、結婚に至らず破局するカップルもいて、その後の人生は悲喜こもごも。果たして、今回の須藤凜々花の結婚宣言は、どちらに転ぶのでしょうか? 彼女が今後どんな決断を下すにせよ、ファンから祝福されるものであってほしいですね。

(文/地江仲慶太@H14)