海外ドラマ「ウォーキング・デッド」や邦画『アイアムアヒーロー』が異例のヒットを記録。グロカワアクセが人気を集めるなど、女子にも広く受け入れられるキャラクターになったゾンビ。ここでは、ゾンビものに興味があるけど、どの映画から観始めて良いのか分からないという方へタイプ別にセレクトした新作ゾンビ映画をご紹介致します!

セクシー要素は必須という方なら! 『クロージング・ナイト 地獄のゾンビ劇場』

本作は、閉店間近のナイトクラブを舞台に、ゾンビへと変貌を遂げた石油採掘作業員たちが、ストリッパーたちに襲い掛かるエロティック・ホラー。

生首や内臓が飛び散るグロ映像とともに、バストトップを惜しげもなく露出したセクシー女優たちのストリップ・パフォーマンスをたっぷりと収録。さらに、赤ちゃんプレイ、×××から音やボールを出すといったストリッパーの妙技まで楽しめてしまう心憎さ!

ラストにはちょっとしたドンデン返しもあり、ホラー映画ファンの期待を裏切らない作品に仕上がっています。

映画『クロージング・ナイト 地獄のゾンビ劇場』
11月3日(金)よりDVDリリース
販売・発売元:トランスワールドアソシエイツ
(C) Pounds (LBS) Pictures Inc. All Rights Reserved 2015

何よりもイケメンが大好物なら! 『DEAD7 デッド・セブン』

世界征服を目論むゾンビ軍団と7人のアウトローたちの死闘を描き、名作『荒野の七人』(1960年)にオマージュを捧げたホラー・アクション。原案、プロデュースを務めたのは、アメリカのSMAPと称された「バックストリート・ボーイズ」のニック・カーター。

ニックの妻ロレインがヒロインを演じているほか、「バックストリート・ボーイズ」のA・J・マクリーン、ハウィー・D、「イン・シンク」のジョーイ・ファトーン、クリス・カークパトリック、「O-TOWN」のエリック・マイケル・エストラーダ、ダン・ミラー、ジェイコブ・アンダーウッド、「98degrees」のジェフ・ティモンズといった、懐かしのボーイ・バンドのメンバーが多数登場。ホラー・アクションを楽しみながら、ボーイ・バンドのメンバーたちの近況を知ることが出来る、レアな1本です!

映画『DEAD7 デッド・セブン』
10月4日(水)よりDVDリリース
販売元:アルバトロス
税抜価格:4,800円
(C)2016 HPZ, LLC. All Rights Reserved.

泣けるゾンビものなら! 『新感染 ファイナル・エクスプレス』

主人公は、ソウルでファンドマネージャーとして働くソグ。家庭を顧みない仕事人間で、自分の利益が第一主義。ひとり娘スアンの面倒は自分の母親に任せきりで、スアンが父親のために頑張って歌を練習した学芸会まですっぽかす有様。そんな父親に失望したスアンは、誕生日にプサン在住の母親へ会いに行きたいと懇願します。ソグはしぶしぶ、スアンを送り届けることに。時速300kmの高速鉄道KTXに乗れば、プサンまでたった2時間。しかし、親子が乗車したKTXには、謎のウィルスに体を蝕まれたひとりの感染者が……。

本作は、韓国のアニメーション界で注目を集めてきた新鋭ヨン・サンホ監督の実写長編映画デビュー作。登場人物の言動でその背景をしっかりと見せながら、ちりばめた伏線を回収していく手腕はお見事。さらに、ゾンビの怖さは、ゾンビ俳優たちの鬼気迫る表情やグロテスクな体の動きで表現し、人間を襲う“お食事シーン”は控えめ。残酷描写を調整することで、B級イメージの強いゾンビを誰もが楽しめる大衆エンタメへと昇華。韓国では2016年の公開映画No.1ヒットを記録しました。

本作で韓国の国民的スターに躍進した、男前ふたりの熱演も見どころです。ソグを演じたコン・ユは、TVドラマ「コーヒープリンス1号店」でブレイクした正統派イケメン。ゾンビを素手でなぎ倒すタフガイ、サンファを演じたマ・ドンソクは、その野性味とハニカミ笑顔にギャップ萌えする女子が急増し、マブリー(マ・ドンソク+ラブリー)の愛称が付いたほど。愛する者を命懸けで守るふたりの姿に胸キュン&号泣すること必至です。

本作は映画『レオン』を手掛けたスタジオによるハリウッド・リメイクが決定。前日譚アニメ『ソウル・ステーション/パンデミック』の日本公開を9月30日に控え、勢いは増すばかり。乗り遅れ厳禁の話題作です!

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』
9月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国疾走!
公式サイト:http://shin-kansen.com/
配給:ツイン
(C)2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.

映画『ソウル・ステーション/パンデミック』
9月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開
配給:ブロードウェイ
(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & Studio DADASHOW All Rights Reserved.

オモコワ映画ファンなら! 「ウェルカム・アメイジング・シネマ」

現在、最凶アクションパニック映画を集めた特集上映「ウェルカム・アメイジング・シネマ2017」が、好評開催中。今年初の試みとなったこの企画で、オモコワ(※面白くて怖い、の略)ゾンビものの注目作は、『ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター』と『ZOMBEE(ゾンビー) 最凶ゾンビ蜂 襲来』。『ドルフ・ラングレン〜』は、悪霊に憑依された殺人ゾンビと戦うハンターの物語。本作のゾンビは殺された瞬間、殺した人間に憑依するというやっかいなもの。その連鎖を断ち切るための秘策が意外に原始的なのはご愛敬で、突っ込みながら楽しめます。マッチョなアクション・スター、ドルフ・ラングレン好きの女性ファンが観たら卒倒しそうな、アクロバティックな濡れ場もお見逃しなく!

『ZOMBEE(ゾンビー) 最凶ゾンビ蜂 襲来』は荒野を舞台に、襲った人間をゾンビ化する殺人蜂からの生き残りを目指すサバイバル劇。個人的には、ゾンビ(英語でZOMBIE)と蜂(英語でBEE)をかけたタイトルだけで、座布団5枚あげたい気分! ユニークなタイトルと設定ですが、内容は意外と真面目に作られており、ラストで明かされる、殺人蜂を率いる女王蜂の正体に驚かされます。誰が女王蜂なのか、予想しながら観るのも一興です!

映画『ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター』
(C)2016 DKI Films, LLC. All rights reserved
映画『ZOMBEE(ゾンビー) 最凶ゾンビ蜂 襲来』
(C)2016 Cyclopsdome LLC. All rights reserved.

8/19(土)〜9/15(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、9/30(土)〜10/13(金) シネ・リーブル梅田にて上映
ウェルカム・アメイジング・シネマ2017公式サイト:https://wac2017.com/

取材・文/田嶋真理