「笑いの日」とは

8月8日は「笑いの日」です。
「笑いの日を作る会」によって、1994年(平成6年)に制定されました。
笑い声の「ハ(8) ッハ(8)」と読む語呂合わせで、1996年(平成8年)8月8日午前8時8分に、同会会員が東京・恵比寿ガーデン広場で気勢をあげ始まりました。
同会は、ゆくゆくは国民の祝日にしようと運動を続けているそうです。

笑いと健康

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、ストレスが高いと交感神経が優位になります。
笑うことで副交感神経へスイッチが切り替わり、安心や安らぎを感じられ、ストレスが解消されると言われています。
また、笑うことで免疫力が向上し、腫瘍細胞やウイルス感染細胞の拒絶に重要なNK細胞が活性化されたり、脳への血流が良くなることで、脳梗塞などの血管が詰まることで発症する病気を予防できたりするとも言われています。
毎日の生活に笑いを取り入れることは、健康にも良い影響を与えるようです。

笑いの大切さ

「笑い」は、「ストレスからの解放」「緊張の緩和」「人との距離を縮める」など、メンタル面で良い効果があるとされています。
たとえば、人間は緊張するとストレスが生じ視野が狭くなり、思考の幅も狭めてしまいます。
声を出して笑わなくとも、笑顔でいることで緊張を和らげ、自らの気分を高揚させる効果があるようです。
また、気持ちに余裕が生まれることにより洞察力も高まりますので、結果として新しいアイデアや問題解決の糸口を見つけることにつながります。
ある実験では、普段からあまり笑わない、仏頂面で近寄りがたいタイプの人を笑顔にさせるのに最も効果的だったのは「隣でただ笑い続ける」という行為でした。
仕事上、すべての人と相性がよく、どんな人ともスムーズにことが進むわけではありません。
苦手なタイプ、相性の良くない人もいますよね。
そんな時、相手の笑顔を引き出すためには、まずは自分から微笑みかけることが効果的ということです。
ぜひ実践してみてください。
また、笑顔を見せた人は社交性と気前の良さにおいて高評価を得たという研究結果があるようです。
笑顔は「あなたを信頼しています」というサインとして効果的であり、その笑顔を通じて相手も信頼をおき、協力関係を築けるということです。
つまり、ビジネスの場面において、クライアントとの信頼関係を深め、距離感を縮める手段としても笑顔は効果的と言えるでしょう。

作り笑いでも効果あり!

笑顔には、人間関係を円滑にするだけでなく、気分を上げる効果があると考えられています。
楽しんで仕事が出来れば、積極的に働きかけることや新しいことに挑戦しようという意欲もわいてきます。

「心からの笑いでなければ効果はないの?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
実は、「作り笑い」でも効果があります。
作り笑いでも、口角が上がることで顔の筋肉がほぐれてリラックスできるからです。
口角が上がれば副交感神経の働きが活発になり自律神経のバランスが整います。
心からの笑いができないときは、作り笑いをしてみましょう。
マスクをしている生活が長くなり表情を動かす機会が減ったと感じる方は、マスクの中でも口角を上げるように意識してみてください。
もちろん、笑顔の仮面をつけるのではなく、自然に笑顔になれるよう、日頃からちょっとした挨拶や返事をする時に笑顔を心がけることから始めてみるのもおすすめです。
その笑顔を見た相手がまた笑顔で返してくれる、その相乗効果がオフィスを明るくし、働きやすい環境作りの一助となるに違いありません。

監修:小幡祥子(ドクタートラスト 保健師)(https://news.doctor-trust.co.jp/?author=136)