世界精神保健連盟(WFMH)は、1992年にメンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見を無くし、正しい知識を広めることを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。
その後、世界保健機関(WHO)も協賛して、正式な国際デー(国際記念日)とされました。

今回は、この「世界メンタルヘルスデー」についてご紹介します。

メンタルヘルスについて

メンタルヘルスデーを知る前に改めてメンタルヘルスとは何か確認しましょう。

メンタルヘルスとは、体の健康ではなく、こころの健康状態を意味しています。
「体が軽い」や「力がみなぎってくる」といった感覚と同じように、「心が軽い」や「やる気がわいてくる」ような気持ちのときはこころが健康といえるでしょう。

しかし、体が体調不良になるように、こころもいつも健康というわけではないですよね。
日々の生活の中でのストレスなどでだれでも落ち込んだり、気持ちが沈んだりすることはあります。
ストレスを感じることは自然なことですが、ストレスが続いてしまうと、こころの調子を崩してしまうことに繋がります。
さらにこころの不調は、自分から伝えづらく、周囲の人にも気付かれにくく、回復に時間がかかってしまうことがあります。

産業保健新聞には、メンタルヘルスについての記事が他にもたくさんありますので、ぜひご覧ください。

>>産業保健新聞「メンタルヘルス」カテゴリー記事一覧<<
(https://news.doctor-trust.co.jp/?cat=59)

こころの病気は増えています

近年、こころの病気は増えています。
生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。

そして、こころの病気は誰でもかかる可能性があるのです。
ストレスなどが積み重なることがきっかけとなって、眠れない日が続いたり、気分が沈む状態が続いてしまうなど、人によって症状はさまざまです。
こころが不調な場合は、ひとりで抱え込まずに家族や友人など身近な人に相談しましょう。
相談出来る人が周りにいない場合や身近な人に相談しづらい場合は、こころの耳などに相談してみてください。

こころの耳の相談窓口は下記となります。
相談内容が細かく分かれていて、各都道府県労働局、全国の労働基準監督署の情報も載っておりますので、ご参考ください。

★こころの耳 相談窓口案内★
(https://kokoro.mhlw.go.jp/agency/)

世界メンタルヘルスデー

世界メンタルヘルスデー2021年では、「私たちがメンタルヘルスについて考え、だれもが困ったときにつながること、そのきっかけになるように開催します」とメッセージが出ています。

10月10日(日)当日は以下のようなさまざまなイベントが開催されます!

<15時〜16時>
日本サッカー協会理事の北澤さん、バレーボール協会理事の益子さん、日本ラグビーフットボール選手会の川村さんの3名でスポーツ選手などによるメンタルヘルスをテーマに対談が行われ、YouTubeで生配信されます。

<17時45分>
東京タワーの点灯式。24時までライトアップされます。

自身のメンタルヘルスのこと、周りの人のメンタルヘルスのことを考えるきっかけにイベントなると良いと思います!
こころの病気が増えている昨今、このような国際記念日・イベントは非常に重要になってくるでしょう。

<参考>
・ 厚生労働省「世界メンタルヘルスデー2021 〜つながる、どこでも、だれにでも〜」