松居一代と船越英一郎の騒動は、ついに法廷闘争に入ることになりそうだ。船越の所属事務所は7月21日、名誉毀損(きそん)や業務妨害を理由に、<これ以上看過することのできない問題>だとして、法的措置の準備に着手したことを発表した。

「船越さんの不倫は、事実であってもそうでなくても社会的な評判を下げることにつながるので、名誉毀損に当たると思います。糖尿病など身体的なことも、プライバシーの侵害に当たるかもしれません。夫婦げんかで暴言が出ることは確かにありますが、今回は家庭内で言うのではなくユーチューブやブログで不特定多数が認識できる状況にしています。夫婦げんかの域を超えています」

 と、弁護士法人・響の徳原聖雨弁護士は言う。

 松居は17日のブログで、船越がMCをつとめる情報番組を生放送しているNHKに、抗議を呼びかけるような書き込みをした。

「これによってNHKに電話が殺到すれば業務妨害になるかもしれませんが、さすがにそこまで認定するのは難しい。ただ『違法』ではなくても、『不当』な行為の可能性はあります。所属するタレントが降板させられるなど損害を生じる可能性があれば、所属事務所は会社として訴えることはできます」(徳原弁護士)

 今後、闘いの舞台は法廷に移ることになりそうだ。芸能リポーターの石川敏男さんは言う。

「21年前に松居さんが離婚した時『あの人が許せない』と、法廷闘争になったことがあります。その時は結局5年もかかりました」

 現在の松居の資産は「20億円以上」と石川氏は言う。

「財テクによるものです。財テクを教えてくれたある女優と家族ぐるみの付き合いがありましたが、ここでも船越さんと不倫していると言いがかりをつけ、結局疎遠になったようです」

 さらに、ブログや動画を多くの人が見ることによって、月に数千万円近い収入が期待できるとも言われる。松居はネットでの情報発信は収入目的ではないとしているが、〝軍資金〟は豊富なようだ。

 21日付のブログでは、法廷闘争に備えているかのように、シンガポールの法律事務所と弁護士の名をあげた。

<斬られても、斬られても
 戦っていられるのです>

 という書き込みは、この騒動がまだまだ続くことを予感させる。(本誌・太田サトル)

※週刊朝日 2017年8月4日号