東京・世田谷の閑静な住宅街。ひときわ目立つ豪邸には「WATANABE(渡辺)」「MINAMI(南)」と二つの表札が並んでいた。不倫報道に揺れた俳優の渡辺謙と南果歩夫妻の自宅だ。玄関から出てきた年配の女性は犬の世話をしながら、「(南は)今、出かけています」とだけ答えた。

「渡辺さん夫妻は2年前、近くから引っ越してこられました。夫婦そろって『これからよろしくお願いします』とご挨拶してくれて、粗品を渡されて。あのころは仲のよい夫婦に見えましたがね。最近はお見かけしません」(近隣住民)

 また、別の住民も「今年の正月に渡辺さんが来ているのを見かけたが、それ以来、見かけない」と話した。

 渡辺のニューヨーク不倫が報じられたのが今年3月。それから4カ月間、軽井沢などで潜伏生活を送り、7月15日に謝罪会見を開いた。今どこでどうしているのか。

「今、アメリカにいます。記者会見が終わった日にすぐに渡米しました。ハリウッド映画『GODZILLAゴジラ』の続編撮影が終わってから帰国するとみられます。妻の南果歩さんは日本でNHKのドラマが始まっていますから、アメリカと日本とで別居という形になりますね。会ってはいないと思いますよ」(芸能界関係者)

 渡辺は来年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」への出演が決まっている。

「その撮影のためにも、秋ごろにはアメリカから帰国すると思います」(同)

 謝罪会見では、不倫を認め、「離婚はしない」「相手とは別れた」と説明。潜伏していた軽井沢の別荘は事務所の所有だと語った。

 ベッキーなどのこれまでの不倫報道と比べると、渡辺には世間の目はやさしい印象だ。

 渡辺がCMキャラクターとなっているヤクルトに問い合わせると、

「現在は渡辺さんの出る広告はありませんが、それはもともとの商品計画です。契約は続いています」(広報担当者)

 これから2人はどうなるのか。180坪ほどの豪邸の土地の所有権は夫と妻で2分の1ずつとなっている。

「来年の大河ドラマが終わったら、再び離婚の話が浮上してくると見ています。豪邸には南の家族と渡辺が同居していて、そういうプレッシャーもあるのかもしれませんね。仮に離婚となると、あの豪邸は慰謝料として、南に渡すことになるのでは」(芸能界関係者)

 謝罪会見で女性リポーターから「南さんを愛していますか」と質問され、「愛している」と即答できず、「僕が今言える立場ではないので」と口ごもった世界の渡辺。

 南をどういう形であっても支えていくとしているが、夫婦の危機はこの先さらに深刻化しそうだ。

※週刊朝日 2017年8月18−25日号