9月14日に放送された「有田プレビュールーム」(TBS)の企画「芸能界!駐車女王グランプリ」に出演した女優の矢田亜希子(41)の姿が話題となった。イメージとはかけ離れた高度な運転技術を披露し、SNS上では「カッコよすぎる!」「美人に加えて運転上手って非の打ち所がない」などの声があがったのだ。



 1990年後半から2000年前半にかけ、ドラマ「やまとなでしこ」や「白い巨塔」(ともにフジテレビ)など数々のヒットドラマに出演し、絶大な人気を誇った矢田。結婚、出産、当時の夫の不祥事等をきっかけに一時は表舞台から姿を消していたが、最近バラエティ番組などで露出が増えているようだ。

「バラエティに出始めの時期は、プライベートを切り売りしている印象もありました。しかし、最近は『コストコが大好き』という庶民派の一面や、ぶっちゃけ話もでき、うまく返しもできるトーク上手な点が視聴者から高い評価を得ているようです。先日、明石家さんまさんとバラエティ番組で共演した際、トークテーマに沿って『スケベな笑い方で思い浮かぶ役者がいる』と切り出し、それが小林稔侍さんであると実名を挙げ、スタジオを沸かせていました。また、『結婚がゴールだとは思ってない』とも話し、周囲の結婚に対して『「おめでとう」って心から言えなくなってきました』と本音を明かす場面もありました。美人なのに変に飾らないところが、視聴者の好感に繋がっているようです」(テレビ情報誌の編集者)

 一方、本業である女優業では悪役にもトライし、新境地を開いている。8月6日に最終回を迎えたドラマ「ギルティ 〜この恋は罪ですか?〜」(日本テレビ)では、娘に暴力を振るったり心ない言葉を浴びせたりし、精神的に束縛する“毒親”を怪演。その鬼気迫る演技に「矢田亜希子、原作の遥か上をいく怖さ」「キレイな顔だから余計に怖い」などSNSでも盛り上がりを見せた。

「怖い毒親を演じていた矢田さんですが、実生活ではシングルマザーとして12歳になる息子さんを育てています。先日出演した旅番組では、『もうママと2人はちょっと勘弁』と一緒にディズニーランドへ行くことを断られ『泣きそうになった』と、親離れしていくお子さんの様子を愛おしそうに話していました。また、ブログでは息子さんのお弁当作りが10年目になったことを報告したことも。仕事がある際は、矢田さんのお母さまがお弁当作りをサポートしてくださるそうで、『いつもいつでもどこでも感謝しかないです』と支えてくれるお母さまへの感謝をつづっていました。矢田さんのこうした普通の母親姿を見て、ママ世代からは共感の声も多くあがっています」(同)

■キャラの濃いあのタレントたちも「親友」

 仕事に子育てにと忙しい矢田だが、芸能界では意外な交友関係もあるようだ。毎日メールのやりとりをしているのは、最近結婚を発表し、世間をにぎわせた元サッカー日本女子代表選手の丸山桂里奈。「かりちゃん」「あこちゃん」と呼び合い、お互いのSNSにも頻繁に登場。9月8日に更新された丸山のインスタグラムでは、矢田から結婚祝いを贈られたことを報告。スイスの高級時計メーカーのフランクミュラーのお皿であったことを明かし、「お洒落すぎて鼻血でます」とつづっていた。また矢田はタレントのMattとも親交が深く、矢田が桑田家のホームパーティに参加したり、2人でディズニーランドへ遊びに行ったり、コロナ禍以前は多いときに週1ペースで会うほどだったという。キャラクターの濃い2人を友人に持つ意外性もまた矢田の魅力といえるだろう。

 ドラマウォッチャーの中村裕一氏は、女優としての彼女の魅力についてこう語る。

「コロナ禍による自粛期間中に『2020特別版』と題してリバイバル放送され話題を呼んだ、豊川悦司と常盤貴子主演のドラマ『愛していると言ってくれ』(1995年)がデビュー作だった矢田さん。豊川演じる画家の妹役としてフレッシュな演技と存在感がとても印象的でした。その後、当時の夫の逮捕と離婚によって世間的なイメージが悪くなってしまいましたが、2時間ドラマや刑事ドラマを中心に、女優復帰後もコンスタントに数多くのドラマに出演しているのは、それだけニーズがあるという証拠。同時に、女優としての実力も良い意味でまだまだ計り知れないところがある。子育てと並行してキャリアを重ねることは大変なこともあるかもしれませんが、映画やネット配信ドラマなどで重要な役を演じる機会も増えていくのではないでしょうか」

 40代となっても変わらぬ美貌で同性ファンも多い矢田。バラエティで見せる親しみやすく飾らない魅力を武器に、再び好感度タレントの上位に返り咲きする日も近いかもしれない。(高梨歩)