1月23日よりスタートするドラマ「モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜」(テレビ朝日系)で、主演を務める女優の小芝風花(23)。本作はモノの気持ちが分かってしまうという繊細な感覚を持つがゆえ、人との関わりを避けてきた萌子美(小芝)が、広い世界に踏み出し成長していく姿を描いたヒューマンホームドラマ。小芝は昨年8〜9月に放送された「妖怪シェアハウス」(テレビ朝日系)に続く、2回目の民放連続ドラマ主演となる。



 小芝は近年、「トクサツガガガ」(NHK)の隠れ特撮オタク役や「べしゃり暮らし」(テレビ朝日系)での女漫才師役、「美食探偵 明智五郎」(日本テレビ系)での助手・ヒロイン・苺役など、コメディ色の強い役柄で存在感を発揮。可愛らしいルックスに明るい笑顔、高い演技力で女性人気も高く、SNS上でも「上品な可愛さがいい」「美食探偵見てからこの子好きになった」と好感の声が目立つ。加えて「清く正しい性格も女性人気に繋がっている」と分析するのはテレビ情報誌の編集者だ。

「例えば、昨年4月に初めてインスタライブを配信したのですが、その内容が『おうち時間』の使い方として編み物を披露。そもそも編み物が趣味で、何も考えずに没頭できるため好きになったそうですが、古風な雰囲気を感じて好感を持った人も多いようです。さらに、所属事務所の方針で『25歳まで恋愛禁止』の小芝ですが、バラエティ番組に出演した際、その話題になると、解禁になる『25歳が楽しみです』と素直に話していたところもよかった」

 また、人柄の良さが伺える一面も。「ダウンタウンなう」(フジテレビ系、2018年12月14日放送)では「1度も(人を)叩いたことがない」という悩みを告白。「喧嘩はしても手は出すな」と言われて育ってきたそうで、ムカついたことがあってもその時に何も言えずに下がってしまうため、友達と喧嘩したことがないという。一方、ドラマでビンタをするシーンがあるという小芝。ダウンタウンの浜田雅功に痛くない平手打ちの仕方を教わり、実際に浜田を相手にビンタをしたが、浜田の頬が赤くなるほど強かったようで、これに小芝は「ごめんなさい、ごめんなさい」と慌てて謝っていた。

■昭和のロックバンドのファンだった!?

「意外な音楽趣味も有名でしょう。なんと70〜80年代に活躍したロックバンド・甲斐バンドのファンだそうで、小学生の頃、送り迎えをしてくれていた母親の車では常に甲斐バンドの曲が流れていて好きになってしまったと語っていました。今では、自らギターで甲斐バンドの曲の弾き語りもしているそうです。23歳という年齢を考えるとかなり渋い趣味ですが、流行をあまり気にしない純粋さも感じますよね」(前出の編集者)

 そんな小芝だが、母がくれた言葉を今でも大切にしているという。

「『夢に向かって努力すること、夢をあきらめないこと、成功した自分を想像すること』という3つの言葉を母からもらい、今でも大切なものとインタビューで明かしていました。特に『成功した自分を想像すること』という言葉がいちばん好きで、苦しい時にこの言葉を思い出すそうです。そんなところからも真っすぐな強さが伺えますし、一方、心の不純さを感じない。それでいて演技が上手いとなれば、同性も好感を持ちやすいのでしょう」

 小芝に何度かインタビューした経験のある、ドラマウォッチャーの中村裕一氏は彼女の今後についてこう分析する。

「2019年に『トクサツガガガ』でブレイクして以降、女優として順調にキャリアを積み重ねている印象です。昨年10月に放送された単発のドラマ『書類を男にしただけで』では、男性として広告代理店に入社するという難しい役どころを見事に演じ切りました。コメディエンヌとして評価の高い彼女ですが、演技の基本がしっかりしているからこそ、ドラマが安っぽくならない。そこに、彼女本来の明るさや性格の良さが加わることで、他の誰にも真似できない魅力を醸し出しているのだと思います。インタビューした際、どんなに取材が立て込んでも笑顔を絶やさず応対する姿は、まさに芸能人の鏡でした。2021年はテレ朝以外の民放テレビ局で連ドラの主演を務める彼女をぜひ見たいですね」

 立て続けにドラマに出演している印象が強い小芝。人気は上昇中かつ素直で嫌みのないキャラクターゆえ、将来は朝ドラのヒロインに抜擢されるということもあるかも!?(丸山ひろし)