タレントの有吉弘行(46)とフリーアナウンサーの夏目三久(36)の10年越しの電撃婚は、芸能マスコミに衝撃を与えた。2人はマスコミ各社に自筆のメッセージを送ったが、夏目の綴った文章に「引退」の“匂わせ“が含まれていると憶測を呼んでいる。

 

 大御所の和田アキ子は、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送のラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」で、「自筆メッセージ」を読んだ感想をこう語っている。 

「(夏目は)やめられるのかな。何か、そんな感じがした。何となく、私はね」 

  夏目は実際にはこう綴っていた。 

<レギュラー番組を担当させて頂いております日本テレビ、テレビ朝日、TBSの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。スタッフの皆さま、共演者の皆さまと過ごした時間は私にとってかけがえのない経験で、生涯忘れることはできません> 

  解釈によっては確かに「さよなら」の言葉のようにも読める。和田アキ子は前述のラジオ番組で「それは別にそういう言い方じゃなくてもいいような気がして」と感想を語っていた。 

  テレビ局スタッフはこう話す。 

「アッコ(和田アキ子)さんは単なるタレントというだけではなく、所属事務所のホリプロでは役員待遇ですからね。当然、有力芸能事務所の社長たちとツーカーの仲ですので、裏事情を知っていてもおかしくない」 

  しかし、芸能リポーターの石川敏男氏は「すぐに引退はないのではないか」と予測する。 

「夏目さんは2年くらいは辞めないと思いますね。というのは、スッパリと引退するんだったら、5年前にスポーツ紙が有吉さんとの結婚を報じた際、辞めていればよかったわけですからね。2人はそれからずっとつながっていたんでしょう、よく持ったと思います。ここまでくればもう、誰も2人の結婚に反対する人はいなかったはず。もし、子供ができたら、産休に入るかもしれませんが…」 

  日刊スポーツは2016年8月24日、「夏目アナが有吉の子供妊娠」と報じ、翌日には「有吉と夏目アナ 年内結婚へ」と報じた。しかし、双方の所属事務所から「誤報」と抗議され、謝罪したという過去の経緯がある。 

  今、芸能界は「おめでとう」と祝福ムード一色だが、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏はこう疑問を呈する。
 
 「最初の報道があった直後に双方の事務所は『事実無根』と完全否定。その後、夏目さんはスポーツニッポンのインタビューを受け、1面トップで交際や結婚、妊娠などありませんと、日刊スポーツの報道を否定しました。今回の結婚発表ではその経緯について全く触れていません。ただ『結婚します』だけでは納得できない人は多いと思います」 

  夏目は2007年4月に日本テレビに入社。2011年1月に日テレを退社し、フリーに転身した。現在のレギュラー番組は「あさチャン!」(TBS系)、「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ系)、「アニマルエレジー」(テレビ朝日系)などなど。 そんな売れっ子が果たして結婚後、引退するのだろうか。 

「夏目さんはフリーになって、女優としてもTBS日曜劇場『半沢直樹』などにも出演していたけれど、元TBSアナの田中みなみさんのような野心があるようには見えません。まずは家庭を第一と考えて仕事はセーブしていくんじゃないかと思います。でもあっさり辞めちゃうという可能性も否定できないですね」(前出・佐々木氏) 

  芸能ジャーナリストの三杉武氏はこう語る。 

「夏目さんは日テレを辞めてフリーになり、芸能事務所に入って、キャスターや女優業を全力でやってきて、もう事務所に貢献したし、本人的にもちょっとひと休みしたい心境になっているのではないでしょうか。人気女性アナは結婚後、割りのいいイベントの司会とかCM にだけ出て仕事をセーブするというのが、今流行りです。その方向にシフトチェンジしてもおかしくないですね」 

  夏目の所属事務所の田辺エージェンシーには、人気俳優の堺雅人やタモリ、永作博美らが所属している。   

「堺さんも、大河ドラマに出た後、CM 以外ほとんど仕事をしない期間がありました。女優の菅野美穂さんと結婚してからは、堺さんが"育休"を取るなど、仕事と家庭の両立し、それを事務所が応援する雰囲気ができている。タモリさんもそんなにガツガツ仕事を入れず、本人がやりたいという仕事を優先的にしている。そういうタレントたちを見ていて、夏目さんも今だったら結婚できると決心できたのかもしれません」(三杉氏) 

 これからの2人はどうなるか。 

「有吉さんはああ見えて苦労人。お笑いコンビ『猿岩石』で売れまくり、人気絶頂まで登り詰めましたが、そこからどん底まで叩き落とされたのは誰もが知っています。しかしまた這い上がってきて、今のポジションをつかみました。そんな経験がありますから人間的に成長したと思います。5年前に報道が出て以降、女性の噂は全くと言っていいほど聞こえてきませんでした。夏目さん一筋だったのでしょう。長いだけでなく苦しかった春を乗り切ったわけですから、きっとお似合いの夫婦になると思います」(前出・佐々木氏)

 前出の石川氏もこうエールを送る。

「交際が噂になってから5年も頑張ってきたんだから、幸せになって欲しいというのが、単純に私からの願いです」

ともあれ、お幸せに!

(AERAdot.編集部 上田耕司)