元迷惑系YouTuberで参議院山口選挙区の補欠選挙に落選したへずまりゅう氏が「Uber Eats(ウーバーイーツ)」で再出発し、起業して社長を目指す人生設計を明かした。

 へずま氏は迷惑系YouTuberとして活動していた際、会計前に魚の切り身を食べた窃盗やTシャツが偽物だとクレームをつけたとして窃盗、業務威力妨害などの罪に問われた。名古屋地裁岡崎支部が8月27日に懲役1年6か月、保護観察付きの執行猶予4年の一審判決を言い渡されたが、控訴している。10月24日に投開票された参議院山口選挙区の補欠選挙に「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)の公認で立候補した際は、「1万票いかなかったら引退する」と宣言していたが、6809票で落選。10月25日にSNS引退を表明したが、数日後に自身のツイッターに「ちょりーす」と書き込み、「一般人は暇すぎるから有名人に戻るわオラ」と引退を撤回した。

 そして、10月30日に「今年は初渋谷のハロウィンに行くことにしたよオラ」と予告。現場ではTikTokでライブ配信を行ったが、「渋谷ハロウィンにてこの男が暴行してきて馬乗りになってきました! 渋谷交番にて被害を報告し今から被害届を出します! 服を引っ張られたり体を蹴られたりしました!」と何者かに暴行を受けたと告白。帽子が見つからず、財布もなくなっていたという。「同時にしつこくつきまといをしてきた底辺YouTuberも訴えます!」と記し、動画を添付していた。

「青汁王子」こと起業家の三崎優太氏が28日に更新したYouTubeチャンネルによると、ハロウィンの一件で財布を紛失したへずま氏は三崎氏を頼り、現在家賃100万円の部屋で居候生活を送っていることが判明。1日の滞在のはずが2週間住んでいるという。

 動画の中で三崎氏と対談を行ったへずま氏は高校・大学時代はレスリングに励んだが目指していた警察官、警備会社の就職に失敗し、職業を転々としていた過去を語った。2年前からYouTubeを始め、過激な動画の再生回数が伸びると味を占め、「人殺し以外何でもしてやる」と内容がどんどん過激になっていった。逮捕された一件とコロナに感染してクラスターを起こしたことについて謝罪し、「自分は若者のリスナーが多いんですけど、そういった子たちに同じことはしないでほしいし、あれだけ悪いことをした人間でも変われるってことを見せたい」と強調。犯罪行為について「二度としない」と手を合わせ、「本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 近況を聞かれると、ウーバーイーツの配達員を始めたという。今後については配達員や格闘技大会に出場して貯金した上で、「三崎さんみたいに会社を持って社長になって頑張りたい」とダイエットサプリの販売を目論んでいるプランを明かした。さらに、「自分は炎上させたり人に嫌悪感を持たせることは得意だが、お金を稼ぐことが全くの無知で前から本当に相談したかった」と三崎氏に助言を求めた。

「自分を変えたい人間が、高級マンションに2週間も居候しますかね…。三崎さんに甘えて生活しているうちはウーバーイーツでコツコツと貯めようという意思も続かないと思います。そもそも参議院の補欠選挙で1万票入らなかったらSNSの引退を表明していたのに、投票数が到達せず4日後に前言撤回でSNSを復活したことについて、何にも悪びれていない。YouTubeのアカウントも停止になり苦しい状況だとは思いますが、地に足をつけて地道に働くべきです」(スポーツ紙芸能担当記者)

 信用を取り戻すのは簡単なことではない。(松木歩)