Snow Man・深澤辰哉さんがAERAに登場。グループのMCとしてトークを回し、つっこみつつ、自分自身もいじってもらう役割だという。「パスがこないと成り立たない。いろいろな人に支えられている」と語った。AERA 2022年10月3日号から。

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「あ〜ホントだ。こっちもいい!」

 表紙フォトグラファー蜷川実花から、自身が思う“利き顔”とは違う向きも褒められた。肩ひじ張らない自然体で、うれしそうにモニターを覗き込んだ。撮影現場も、リラックスムードに引っ張られて笑顔が増える。

 人気アイドルグループSnow Manの最年長だ。トークを回すMC役ながら、ボケたりいじられたりもする三枚目役としてグループを支える。

「三枚目は誰でもできることではないが、やってみたら?」

 事務所の先輩、滝沢秀明にそう勧められたのは20歳ごろ。

「ひたすらかっこつけてた時期で、嫌でした、最初はね(笑)。でも、その頃から滝沢くんとお仕事をする機会が増えて、いろいろな形でいじってくれるようになって。そうしたら、打ち返さなきゃいけないから、トークの勉強にもなった」

 何より、気づいたことがあった。

「人が笑っている顔って、いいんですよ。こっちの方が自分らしいなぁと素直に思うようになったんです」

 さらに「長年、尊敬する先輩」というA.B.C−Zの河合郁人に「ボケるだけじゃなくMCもやった方がいい」と勧められ、現在のスタイルが生まれた。「河合くんのやり方を近くで見て学ぶことができたのは大きかった」という。

「俺の立ち位置は、うまくパスを出してくれる人がいないと成り立たない。メンバー、先輩後輩、いろんな人たちに支えてもらっていると思います」

 9月21日発売の2ndアルバム「Snow Labo.S2」では、ラボ(研究所)という名に相応しい、多様なジャンルに挑戦した。参加したユニット曲「ガラライキュ!」は王道アイドルソングだ。

「俺、本当のフィールドはこっちかも、と思いました(笑)。今回は、リード曲も自分たちが『これで踊りたい』と決めさせてもらった。岩本(照)が振り付けを担当した『JUICY』の“バランすのダンス”、楽しいのでぜひ皆さんに真似していただけたら」

(ライター・大道絵里子)

※AERA 2022年10月3日号