生活費の見直しや日々の節約などお金を貯めるには小さな積み重ねが大切。そこで簡単に取り入れられるのが風水だ。編集者でライターの赤根千鶴子が、『金運UPの風水術』などの著書がある紫月香帆さんにポイントを聞いた。

「金運アップには、やはりまず最初に財布に気を使うことです。風水では、財布はお金が住む家だと考えます。お金はわがままで寂しがりや。ですから、財布はお金が住みやすい環境にしてあげないといけません」と紫月さん。

 財布の中にレシートや領収書がぐちゃぐちゃに入っている。しかもお札がほとんど入っていない。そんな財布はもってのほかだ。

「そこにたとえ1万円札がたくさん入ってきても、あらやだっ、間違えたところに入っちゃった!とお金のほうからすぐに出ていってしまいますよ。お札は折られるのも好きじゃないんです。二つ折りの財布を使っている方は、長財布に変えることをおすすめします」

 お金は仲間のところに寄ってくる。だから財布の色は金運の象徴である“金色”が最強だ。金は土から生まれるので、土の性質を持つ黄色、茶色の財布は金色の次におすすめだそう。

「金運アップには本革の、金色の長財布がいいですね。黒い財布は今の金運の現状維持に適しています。今の年収に満足しているなら、黒のお財布でもOKでしょう。反対に避けたほうがいいのは、赤い財布です。赤は火の色。金運を燃やしてしまうのです」

 そして財布は3年ごとくらいに買い替える。

「千日財布(せんにちさいふ)といって、財布の金運エネルギーは使い始めてから千日ほどでなくなってしまいます。なので、3年をめどに買い替えることをおすすめします」

 買い替えるときには、財布のランクを下げないことも大切だ。

「前に使っていたものよりも安い財布に買い替えると、それに見合った金運しかつきませんよ。無理のない範囲で、前よりもランクアップした財布を手に入れるようにしましょう」

 風水では食生活においても金運を呼ぶ食べ物がある。

「それは卵です。ニワトリはどんどん卵を産み、その卵が育ってニワトリになり、また卵を産む。その循環がすばらしいですし、そもそも黄色は風水においてはお金を呼ぶ色なのです。ですから卵料理はダブルで金運を呼ぶ料理であると考えられています。夏バテ防止もかねて、お昼ごはんには親子丼やオムライスなどがいいかもしれませんね」

 また、ぶどうも風水では縁起のよい食べ物。

「ぶどうはたわわに実るので、お金を呼ぶ果物と考えられています。そしてぶどうから造られるワインはお金を呼ぶ飲み物。黄金色に輝くシャンパンや白ワインがおすすめです」

 そして家は片付けること。

「散らかり放題の汚い家に、金運は宿りません。家の中は片付けて、傷んでいるところは修理をして、“気の流れ”を整えましょう。そして自分にとってゆとりの象徴であるものはいつも磨いて。男性なら時計や車、女性ならアクセサリーなどです。贅沢品を大切に扱うと、さらにランクアップした金運を呼ぶことができますよ。要は、日々の暮らしを丁寧にすることが大切なのです」

※週刊朝日  2017年8月4日号より抜粋