放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、オスカープロモーションと信州安曇野の名水がコラボした「モデルをつくる水」について。

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 米倉涼子がブロードウェイ・ミュージカル「シカゴ」に5年ぶりに主演したというニュースに続いて、その米倉が視聴率女優への階段を上る大きなきっかけとなったドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)に後輩の武井咲が主演し、好評だ。同ドラマには同じ事務所に所属する真矢ミキも出演している。

 やはり同じ事務所で、6月、主演映画「昼顔」が上海国際映画祭で公式上映されたのは上戸彩。「第14回 全日本国民的美少女コンテスト」グランプリ獲得者で、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)に出演中なのは高橋ひかるだ。

 彼女たちの事務所はオスカープロモーション。間違いなく大手の女優事務所であり、数字が獲れる“主演”女優事務所ということで、ドラマ界や映画界におけるポジションもグイグイ上昇していると聞く。

 正統派美女ばかりかと思いきや、ティーンに人気の藤田ニコルや岡田結実、さらには本田真凜(まりん)、本田望結(みゆ)、本田紗来(さら)姉妹もオスカー。実に手広い。

 だが、圧倒的な人数を占めるのは7500人も所属しているモデルだという。

 そんなオスカープロモーションと、名水100選に選ばれた信州安曇野の名水がコラボ。「飲用直後より体内に素早く浸透し、同時に酸素も補給できる高機能酸素水」、その名も「モデルをつくる水」だ。

 代謝アップや、ドカ食い防止のため、モデルが大量の水を飲むと聞いたのは20年程前のことだろうか。

 1.5リットルとか2リットルもの巨大ペットボトルを抱え、エクササイズに励んだり、ボトルをダンベル代わりにストレッチをしたりするのが「モデルの正しい姿」と言われた、あの頃。横文字のミネラルウォーターをケース買いするのもオシャレな行為とされていた。

 だが、いずれも説得力に欠けていたが、「開栓後も充填時とほとんど酸素量が変わらない」「通常の分子集団を極小にしたことで素早く体内に浸透」「長時間にわたって振動波を保持」「非加熱処理で美味しくまろやか」などなど、「モデルをつくる水」には、続けて飲みたくなる要素、多数。

 さらに、ボトルの前面にも後面にもスタイル抜群のモデル4人のシルエットが描かれているので、飲んでる先から目標が設定できる。

 オスカープロモーションでは、所属モデルの他、社長や副社長(いずれも男性)も愛飲者と聞く。

「全ての人がモデルになる訳ではありません」「あくまでも個人差があります」との注釈付きではあるけれど(笑)、試す価値アリだろう。

※週刊朝日  2017年8月11日号