料理研究家の黒田民子さんが教える「家つまみでひとやすみ」。今回は「小松菜とトマトのフリッタータ」。



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「フリッタータ」は野菜入りのイタリア風オムレツのこと。卵に具がたっぷり入って、日本のオムレツとはひと味違ったおいしさが楽しめます。今回は鋳物のフライパン“スキレット”で焼いてみました。小ぶりのフライパンのほうが厚めに焼けるのでおすすめです。

 野菜はトマトや玉ねぎを使いましたが、ジャガイモとベーコンを組み合わせるなど、お好みの材料を使ってみてください。まず野菜を切り、オリーブ油で炒めます。そして卵にパルメザンチーズと塩、こしょうを入れてよくかき混ぜ、炒めた野菜を加えて混ぜ合わせてください。チーズは細かく切ったシュレッドチーズでもいいですよ。バターを熱したフライパンに具の入った卵液を流し入れ、あとはフタをして焼くだけ。底が焦げないように弱火でじっくりと焼いてください。

 6分ほど焼いたらできあがり。ピザのようにカットして、焼きたてのアツアツをどうぞ。冷めてもおいしいので、サンドイッチなどでお楽しみください。

(構成/沖村かなみ)

■小松菜とトマトのフリッタータ
【材料】(2人分) A(小松菜1束、玉ねぎ1/4個、しめじ50g)、トマト1/2個、卵3個、パルメザンチーズ50g(もしくはシュレッドチーズ)、オリーブ油適量、バター10g、塩・こしょう各少々

【作り方】(1)Aの野菜をみじん切りに、トマトを角切りにする。フライパンにオリーブ油を熱し、野菜を炒める。(2)卵にパルメザンチーズ、塩、こしょうを加えてよく混ぜ、(1)も加えて混ぜ合わせる。(3)フライパンにバターを熱し、(2)を加えてフタをして弱火で焼く。(4)フライパンのままテーブルへ、もしくは皿に盛り付ける。

【ワンポイントアドバイス】まず卵にチーズや塩、こしょうを加えて混ぜてから、炒めた野菜を加えて混ぜる。皿に盛り付ける時はフリッタータの底をヘラで離し、皿にすべり込ませる。

※週刊朝日  2021年6月4日号