秋篠宮家の長女、眞子さま(29)の婚約内定者である小室圭さん(29)が留学先のフォーダム大学を卒業した。



 5月23日。フォーダム大学ロースクールで学位の授与式がオンラインで行われた。

 学長や学部長、ヒラリー・クリントンのメッセージに続き成績優秀者の発表。そして、学位を取得した卒業生の名前が、次々に読みあげられていく。それぞれ、笑顔のスナップ写真とともに、先生や友人そして家族への感謝のメッセージなどを画面に載せている。

 「Kei Komuro」

 法務博士(Juris Doctor)の学位を取得した小室さんの名前も読み上げられた。

 こちらは、写真もメッセージもなくただ、名前が表示されるだけであった。

 また式では、成績優秀者や人格にすぐれた生徒に与えられる賞や奨学金の受賞者の発表もあった。その数は30近くあり、フォーダム大学の潤沢な資金力をうかがわせる。留学一年目は、授業料を全額免除する奨学金を獲得し、昨年はNY州の弁護士協会のコンペで論文が2位に選ばれた。活躍が目覚ましい小室さんであったが今回、成績優秀者に名前があがることはなかった。

 すでに気持ちは、7月27、28日のNY州の司法試験に向いているのだろう。NY州の弁護士の資格を持つ法曹関係者は今後のスケジュールについてこう話す。

「日本の司法試験と違って、NY州の弁護士試験は、400満点中の266点など合格基準を超える点数をとれば合格できる。7月の試験まで受験生は現地の予備校に通い、数週間に渡り、がっちりと試験対策を行うのが王道です」

 相変わらず小室さんの一時帰国が取りざたされている。しかし、小室さんの代理人は、帰国も記者会見も否定するコメントを出しており、帰国の線は薄そうだ。

 試験の合否が出るのは、12月と遅い。

 小室さん親子と元婚約者男性との間の金銭問題も、小室さん側が「解決金」の案を持ち出したものの、進展はない。

 眞子さまと小室さんとの結婚問題は、膠着状態のように見える。

 だが、着実にコトは進んでいる可能性があると話すのは、元宮内庁職員の山下晋司さんだ。

「小室さんの帰国はなくとも、結婚準備は進んでいる可能性はあります。私は小室さんが皇族の結婚相手にふさわしいとは思っていませんし、結婚を祝福するつもりもありません」

 一方で、結婚の自由は眞子さまの権利であり、ご両親も認めざるを得ない状況がある。

 山下さんは、結婚自体はやむを得ないと、考えている。

 というのも、昨年11月に眞子さまが

「(結婚は)生きていくために必要な選択」

 とお気持ちを公表されたときから、局面は変わっていると感じているからだ。実際、その後の秋篠宮さまや宮内庁長官、皇嗣職大夫の発言などを見ていると、

「眞子内親王殿下を皇室から切り離そうとしているように感じます」(山下さん)

 皇室の一員という思いで見つめると、「私」を前面に出す眞子さまには違和感を抱く。ただ、すでに宮内庁も眞子さまに期待を残していないなら、結婚の準備は速やかに進む、ということだ。

 納采の儀を経ずに「入籍」だけの結婚にすべきではという意見もあるが、山下さんは反対だ。

「通常のプロセスを経ずに、婚姻届を出すことで皇籍離脱となれば、令和皇室の記録に汚点を残すことになります。これは天皇陛下やおふたりの結婚を裁可された上皇陛下を傷つけることにもつながります。その傷を小さくするためには、通常のプロセスを踏むのがいいと思います。眞子内親王殿下のためではなく、皇室全体のためということです」

 一方で山下さんは、秋篠宮さまの説明責任は残っていると感じている。秋篠宮さまは、昨年の誕生日会見で、ふたりの結婚への見解を問われた際に、こう答えた。

<憲法にも結婚は両性の合意のみに基づくというのがあり、親としては尊重するべきだと考えている>

 結婚の意思を変えない眞子さまに対するあきらめもあるのだろう。

 だが山下さんは、「憲法」を持ち出したことに、違和感を覚えた。

「父親という立場でいらっしゃるにしては、他人事のようにも感じます。この結婚と将来について、時機を見て、国民に説明なさるのではないでしょうか」

 果たして秋篠宮ご夫妻は、親として皇族として、娘の結婚にどう決着をつけるのか。(AERAdot.編集部 永井貴子)