5月19日、ヘンリー王子と結婚式を行ったメーガン妃(サセックス公爵夫人)。ファッションデザイナーのドン小西氏がファッションチェックした。



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 米国生まれで、母親はアフリカ系。おまけに過去に離婚歴も。プロフィルだけ見ても、前代未聞だらけのお妃だよね。このドレスにしても、英国のロイヤルウェディングでありそうなお姫様っぽいドレスとはかなり違う。

 襟が大きく開いた一見シンプルなデザインで、カッティングの妙を見せるような大人っぽいドレスだよ。ちなみにキャサリン妃が着たのは、トレーン(裾)が2.7メートルもあるクラシックなウェディングドレスだったけど、メーガン妃が凝ったのは刺繍入りの5メートルのベール。シンプルなまとめ髪がベールに映えて大人っぽいよ。ドレスはジバンシィ、イヤリングやブレスレットはカルティエなど、ハイブランドで上手にまとめているのも、やっぱり大人の女性ならではだね。

 英国王室のやんちゃな次男坊のハートを射止めたのも、きっと彼女のこの大人ぶり。前代未聞のプロフィルが生んだ、彼女の人生経験だと思うんだ。そんな彼女の長所が、ドレスで上手にアピールされているよ。その証拠に彼女と並ぶと、ハリー王子が子どもみたいだもんな。お幸せに。

(構成/福光恵)

※週刊朝日 2018年6月8日号