ロスで新生活を送るハリー王子とメーガン妃の暴露本ラッシュが続いている。



 まずは5月14日に王室ジャーナリストのトム・クイン氏が出した『ケンジントン宮殿』。メーガン妃は宮殿スタッフらに、ダイアナ妃2号の意である「Di2」、欲しいものは何でも手に入れるという意味に名前をもじった「Me−Gain(ミー・ゲイン)」など複数のあだ名で呼ばれていたという。

 第2弾は6月28日発売の『メーガンとハリー:真実の物語』。著者は故ダイアナ妃やエリザベス女王関連の多数の著書があるレディ・コリン・キャンベル氏。敬意をこめて「レディ」と呼ばれる貴族作家だ。英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんによれば、

「貴族だけにロイヤルにも強力な情報網を持つ著者で、メーガン妃には批判的。結婚式から3日後にチャールズ皇太子誕生70年を祝うパーティーで起こった決定的な確執を明かします」

 キャンベル氏は本の執筆中、メーガン妃の知人から情報提供の電話があったと明かし、「内容に影響を与えようとしたのだと思う」とチクリと攻撃した。

 メーガン妃の反撃はこれからだ。8月11日にはハリー王子とメーガン妃が全面協力した伝記、『自由を求めて』のオンライン版が全世界同時発売される。執筆者はメーガンの“応援団”として有名な王室ジャーナリストのオミッド・スコビー氏らで、「ゆがめられた、サセックス公爵夫妻の姿を正すことがミッション」だという。

 まだまだ暴露本合戦は止まらない。10月にはハリー王子と兄のウィリアム王子の確執を書いた『兄弟の争い ウィリアムとハリーの友情と確執』が、11月には英国の番組でインタビューを受けたメーガン妃に心を動かされた英国セレブリティー伝記作家の手による『メーガン:誤解』の出版が続く。

 一方、渦中のメーガン妃が政治家を目指すのでは、との見方も出ている。6月3日、警察の拘束下で死亡した米国の黒人男性ジョージ・フロイドさんを追悼する動画メッセージを公開。「何も言わないことが唯一の間違いだ」と、自身が受けた人種差別の体験も語った。

「結婚前に国連で行った演説も堂々として立派でした。ヒラリー・クリントンやミシェル・オバマとも交流を持ち、批判されても意に介さないタフさは政治家向きでしょうね」(多賀さん)

(本誌・永井貴子)

※週刊朝日  2020年7月10日号