八戸三社大祭は4日、後夜祭が開かれ、27台の山車が八戸市中心街と市庁前市民広場に並んだ。ライトアップされた絢爛な山車が夕闇に映え、笛や太鼓のお囃子の音色が響くと、会場は華やいだ雰囲気に包まれた。 午後6時、各山車組が仕掛けを展開し、「ヤーレヤーレ」の掛け声とともに子どもたちのお囃子が始まった。開始前から詰め掛けていた観客は山車の周りを囲み、写真を撮ったり、一台ずつを見比べたりしながら、全ての山車が街中に集結する最後の共演を楽しんだ。 山車組の関係者は3日までの運行を無事に終え、安堵の表情を浮かべていた。淀山車組副責任者の瀬川勝さん(50)は「山車の台車を新調して初めての年で、緊張感もあった。安全に運行でき、子どもたちも元気に参加していたので良かった」と振り返った。 八戸観光コンベンション協会によると、4日の入り込み数は、2003年に後夜祭が始まって以来最高の22万5千人。昨年を5万人上回った。 5日は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことなどを祝う記念祭が、午後5時から八戸市庁前市民広場で開かれる。【写真説明】全27台の山車が中心街に並んだ八戸三社大祭の後夜祭。観客が華やかな山車の共演を楽しんだ=4日午後7時15分ごろ、八戸市三日町