八戸市の市制施行88周年を記念したイベント「八戸みなと88カ所巡り」が5日、八戸港で開かれた。家族連れを中心に市民約400人が観光遊覧船などに乗船。夏の潮風を浴びながら、蕪島や工場地帯などを巡って八戸港の魅力に触れた。 市の主催で、八戸港振興協会や国土交通省東北地方整備局八戸港湾・空港整備事務所などが共催。同港には岸壁や防波堤といった港湾施設が88カ所あることに着目し、市制施行88周年に関連付けて企画した。 船は観光遊覧船「シャーク号」、港湾業務艇「りゅうじん」、屋形船「新井田丸」の3隻で、1時間〜1時間半のコースを計11回運航した。 参加者は沼館緑地公園の発着所から乗船。蕪島や製造業の工場が立地する臨海工業地帯、人工島のポートアイランドなどを海から見学した。 発着所には、東日本大震災の被害を伝える写真や港湾関係の企業・団体を紹介するブースが並んだほか、海運で使われる40フィートコンテナの実物が展示された。 親子3人でシャーク号に乗船した市立田面木小1年の佐藤侑輝君(7)は「海やウミネコを見ながら船に乗れて楽しかった」と笑顔で話した。【写真説明】シャーク号に乗って八戸港を見学する参加者=5日、八戸市沼館地区