地域限定旅行商品の開発・販売などを手掛ける大間町のYプロジェクト(島康子代表)は6日、同町沖の津軽海峡で「大間マグロ一本釣り漁ウオッチング」のお披露目会を開いた。旅行ジャーナリストや旅行サイト運営者ら約10人が地元漁師の案内で、荒波で大きく揺れる船上から漁の様子を見学した。 同ウオッチングは、国内外で有名な大間マグロの漁を生で見たい—との観光客の要望に応え、8月から10月上旬までの日曜日を中心に、期間限定商品として販売中。地元の漁師泉徳隆さん(63)のマグロはえ縄船「第58海洋丸」(5トン)で漁場に向かい、一本釣り船の漁を一定距離から見る。所要時間は2〜3時間で、費用は1回の出航につき12万円(最大10人で均等割り)。 この日は、参加者が海洋丸に乗り込み、水しぶきを浴びながら大間港から約5キロほど離れた海域へ。現場では17隻が大物を狙って操業しており、参加者はカメラを構え、1時間ほどマグロが釣れる瞬間を待った。当たりは見られずじまいだったが、独特の緊張感と荒波を体感。帰港後は、町内の飲食店でマグロ料理(有料)を堪能した。 動画投稿サイト「ユーチューブ」で外国人向けに日本の話題を紹介している、米国出身で東京在住のジョン・ドーブさん(43)は「釣れる瞬間には立ち会えなかったが、漁場の波や風、空気に感動したし、近くにマグロがいる感じもした。ぜひ番組で紹介したい」と張り切っていた。 島代表は「漁場でマグロと格闘する漁師の大変さ、すごさを伝えられる商品に仕上げたい」と話した。 問い合わせはYプロジェクト=電話0175(37)5073=へ。【写真説明】大間マグロ一本釣り漁の模様を見学する参加者=6日、大間沖