公務員による危険ドラッグの密輸事件で、医薬品医療機器法と関税法違反の罪に問われた、青森市中央2丁目、同市職員古村勝被告(38)に対する判決公判が10日、青森地裁であり、木口麻衣裁判官は懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役3年)の有罪判決を言い渡した。 木口裁判官は、指定薬物の亜硝酸イソプロピルを含む液体に関し「自己使用目的としては相応に多量。指定薬物とされ、国内で購入できなくなった2007年以降、複数回輸入した刑事責任は軽いものではない」と指摘。一方で「反省も認められる」とした。 判決によると、被告は3月25日、イギリスから発送させた指定薬物が含まれる液体の小瓶18本を成田空港着の航空便で輸入したほか、5月7日に自宅で同液体を所持した。 判決を受け市は10日、被告の懲戒免職処分を発表した。小野寺晃彦市長は「市民に深くおわび申し上げる。このようなことが二度と起こることのないよう公務員倫理の向上に全力を挙げる」とコメントした。