旧八戸市鮫清掃工場敷地内の「ワンニャン斎苑」で12日、旧工場解体工事のために休止されていたペット供養が、およそ1年ぶりに再開した。雨の降る中、多くの市民が集まり、慰霊碑の前で手を合わせた。 ペット供養は、常現寺(同市小中野)の高山元延住職が1981年から始めた。高山住職とボランティアが、1(ワン)、2(ニャン)の語呂合わせから毎月12日に執り行っていたが、84年に役目を終え放置されていた旧工場が、安全面や景観上の問題を指摘されたため、市が昨年7月から今年6月まで解体工事をしていた。 この日は、お経に合わせて市民が焼香した後、高山住職が「ここにいるワンちゃん、ネコちゃんたちは、集まった皆さんの心に感謝していることでしょう」とあいさつした。 飼いネコが亡くなった2011年からボランティアをしている、同市田面木の中堤則子さん(69)は「建物がなくなり、景観が見違えるほどよくなった」と喜んだ。【写真説明】慰霊碑の前で手を合わせる市民ら=12日午前9時10分ごろ、八戸市鮫町