ももいろクローバーZの有安杏果が、ソロライブ「ココロノセンリツ〜Feel a heartbeat〜 Vol.1」を東京国際フォーラム ホールAにて開催した。名古屋2DAYS、大阪2DAYSと行ってきた有安杏果のソロライブが、ついに東京へ。会場は開演前から有安のももクロでのカラーである緑色で染まっている。

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いまや、女性アイドルグループとしては最大の集客数を誇るモンスターグループにまで成長したももいろクローバーZ。2017年8月5日(土)、6日(日)味の素スタジアムでの「夏のバカ騒ぎ」を控えるなどドームクラスを越え、スタジアムクラスでライブが出来る唯一無二の存在となっている。

そのメンバーたちが、それぞれの特性を活かしたソロライブを続けている。百田夏菜子、玉井詩織はももたまいとして相思相愛な「ももたまい婚」ライブを展開、佐々木彩夏はそのアイドル性を全開に、高城れには自分のアイドルとしての美学を追求した…そして、有安杏果は「歌」で勝負を仕掛ける。それぞれの会場で、「ももクロ」ではなかなか見られない個性をしっかりと見ることが出来る重要なライブとなっている。

今回、有安は「東名阪ツアー」を行い、ミュージシャンとしての色合いを強く押し出した。ライブもバンド編成で行う。4,928人のファンが見守る中、一曲目一人で登場した有安は『ありがとうのプレゼント』をピアノの弾き語りで聞かせる。「いっぱい集まってくれてありがとう」と感謝を述べ、その後もドラムやギターを弾きながらその美声を響かせる。浜野謙太による提供曲『教育』のドラムパフォーマンス歌唱とアップテンポからバラードナンバーまで幅広く9曲をMCも挟みながらパフォーマンスし終えると、この日1つ目の発表であった10月13日(金)仙台サンプラザホールでのソロライブを発表。アコースティックギターでの弾き語りで『ペダル』をパフォーマンスした後には二つ目の発表、10月20日(金)日本武道館での単独公演を発表。ももいろクローバーZのソロメンバーで武道館での単独ライブを行うのは有安杏果が初の試みとなる。

ももクロのライブでは、なかなか有安の声だけに集中して聞くことも難しいが、この日はその美しく、抜けが良くて力強い歌声を目一杯聞かせた。ロック、ファンク、スローな楽曲までその魅力的な声で歌いこなす。有安も「偶然を奇跡に変えてみせる」とMCでも語ったが、この日この場所で出会えた全員との奇跡を全身で楽しんでいる。

新曲や、自身で作った楽曲などこのソロライブでしか聞けない、見られないステージを見せ、「わたしは、本当にライブが好きだなといつも思います」と満面の笑顔で話した。また、アンコール明けでは『ココロノオト』として、ソロアルバムを発売することを発表。ファンからの熱い声援に涙を流しながら喜びを分かち合った。

最後は、鳴り止まないスタンディングオベーションに感動し、予定になかったダブルアンコール。サプライズで会場のファンと一緒に『feel a heartbeat』を熱唱した。最後まで愛に溢れた今回のソロライブ、ももクロの有安杏果ではなく、一人のシンガー・有安杏果の「ココロノセンリツ」を聞くことが出来た。(photo by HAJIME KAMIIISAKA+Z)