5人組ダンスロックバンド、DISH//が9月17日(日)に、日比谷野外大音楽堂公演17’秋 『MUSIC BOIN!!(ミュージックボイン)』を開催した。

前日まで台風18号の接近で開催が危ぶまれたが、当日の午前9時に雨天決行を発表すると、雨が降りしきる中、立ち見を含む3000人を超えるスラッシャー(DISH//のファンの愛称)が集結。

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MCで「今日、日本中で野外でライブをやってるのは俺らくらいだぞ」と語っていた北村匠海(Vo,Gt)のヘッドセットが故障するハプニングがあったが、大きなトラブルもなく、無事に完走。満員の会場の中でファンもメンバーも雨に濡れながら、約2時間強に渡り、全24曲を熱演した。

メンバー出演が話題となったドラマ「僕たちがやりました」の主題歌『僕たちがやりました』で勢いよくライブをスタートさせたDISH//は、バンド演奏を中心にアグレッシヴに進め、『FLAME』や『皿に走れ!!!!』では観客が1つとなっての大合唱が巻き起こった。

また、バンドだけではなく、『HIGH VOLTAGE DANCER』や『It’s alright』では楽器を演奏しながら踊り、ライブの定番曲『ザ・ティッシュ〜とまらない青春 食欲編〜』では演奏の途中で楽器を外し、5人のダンサーとともにキレのいいパフォーマンスを見せ、さらにステージを降りて客席で雨に打たれながら歌うなど、1つのグループとは思えないほど多種多様なスタイルで観客を楽しませた。

中盤では北村が手がけたラブソング『モノクロ』をバンドで演奏し、続く、橘柊生によるアーバンソウル『Loop.』では5人で踊りながら歌い、
短いMCを経て、メンバーが初めて作詞・作曲した『また明日。』で再びバンド演奏に戻るという、彼らにしかできないダイナミックな大転換も実施。さらに、バレエダンサーが登場した『暮れゆく空の彼方に』や、初披露となった22歳のシンガーソングライター、あいみょんの提供曲『猫』と終盤にバラードナンバーを立て続けに披露し、バンドとしての確かな成長も見せてくれた。

アンコールで、初披露となるロックバラード『コトダマ』を歌い終えた北村は、「僕らもボロボロになりながらでしたが、伝説のライブだったんじゃないでしょうか。(雨の中でのライブは)もう当分やりたくないですけど(笑)、僕らが前に進むためには絶対に必要な時間だったと思うし、DISH//が今後、成長していく過程の大きな足跡になったんじゃないかと思います」と語り、雨の中で最後まで一緒にライブを楽しんでくれた観客に向けて、「今日は雨の中、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、ファンもメンバーもずぶ濡れになった伝説のライブの幕は閉じた。