山田孝之松田龍平が8日、第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」部門のワールド・プレミア作品として上映され映画『ゾッキ』(2021年春公開)の舞台挨拶に竹中直人松井玲奈斎藤工、森優作、原作者・大橋裕之、脚本家・倉持裕、鈴木寿明蒲郡市長と参加した。




山田監督のパートに出演した松田は「楽しかった」とボソッとつぶやくと、山田監督は「本当に?」といぶかしがるも「龍平君には感情が出ないので、だからこそ龍平君がいいと思った」と起用に自信。松田は「山田君は現場でニヤニヤしているので、その顔を見るだけで楽しかった。僕に対しての演出はニヤニヤしてるだけ。ほかの周りの役者さんには熱い想いをぶつけていたのに。そういうやり方なんだぁと思った」と山田の演出スタイルを明かすと、山田は「自分の長編映画のモニターに龍平君が映っている。それだけで嬉しくて。ずっと見ていたいとニヤニヤしていました。でもほかの役者の方は龍平君ほどではないので、厳しめにやりました」と冗談めかして会場を笑わせた。


3人の中で監督初挑戦の山田は「僕が初監督ということで、ほかの役者さんはナメてくると思ったので、まずはマウントを取るために恐怖で潰してやろうと思った。現場では『お前らやれよな!』と。それしか言っていません」とさらにジョークを重ねるも、“国際映画祭”ゆえに英語通訳が入ると、斎藤から「今の冷静に訳されるんですね」と指摘され、山田は「これは恥ずかしいやつだね…」と苦笑いだった。



孤高の天才漫画家・大橋裕之の短編漫画集「ゾッキA」「ゾッキB」を、竹中直人&山田孝之&齊藤工が共同監督して映画化したシュールなヒューマンコメディー。竹中監督のパートに出演している松井は「役名としては幽霊という役でマネキンを演じました。特殊メイクも初体験でとても楽しい経験でした」と独特過ぎる役に笑顔で「今まで色々なオバケを演じてきましたが、スキンヘッドで白塗りなのは初体験。人生何事も経験だと思って楽しみました」と新境地開拓を口にしていた。