俳優の瀬戸利樹が5日、オンライン形式にて行われたドラマ『お茶にごす。』(Amazon Prime Videoにて3月5日(金)より全12話一挙配信開始 / 2021年にテレビ東京にて放送予定)取材会に出席。目指す俳優像を事務所の先輩にあたる沢村一樹と語った。

2007年から2009年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されていた西森博之原作の同名コミックを原作とする本作。主演の鈴木伸之が強面で威圧的な雰囲気を持つ“悪魔(デビル)まークン”こと船橋雅矢を演じ、瀬戸は船橋の親友・山田航を演じる。


今作のオファーを受けた際の心境を聞くと、瀬戸は「台本を読んでみて、『これ現場に行かないとまったく想像がつかないな』というところが多かった印象。今までで一番、自分の中でワクワクと不安が大きいドラマだな、という気持ちになりました」と吐露。


不安を抱きつつ臨んだ実際の現場は「めちゃくちゃ楽しかったです。監督にひとつひとつ説明してもらいながらやって、『そうくるか』と良い意味で何度も期待を裏切ってもらった」と振り返った。


山田という役どころに関しては「山田は他の役よりは冷静なところがあるので、防波堤を担うのが、山田としての自分の責任だと思いました」とコメント。コメディ要素の強い本作に「求めすぎないことを肝に命じました」と笑いを狙いすぎず演じたと語った。


共演の鈴木とは、瀬戸の映画初出演作である『ストレイヤーズ・クロニクル』以来の共演だという。「『ストレイヤーズ・クロニクル』で敵対するライバルをやって以来の再共演です。鈴木さんとは2020年の自粛期間にオンラインゲームを一緒にやっていたりしたので、自粛明けに出演が決まって、『え、まさか一緒にやるとは!』という感じでした」と打ち明けた。


およそ5年ぶりの再共演。「前の共演の時、僕はこの仕事を始めたてだったので右も左もわからなかったので、本当に大変だったと思うんです。鈴木さんからは『大人っぽくなったね』と言ってもらえました」と鈴木からの言葉に笑顔を浮かべる。


さらに「今回は鈴木さんが主演をやられて、あの時たくましかった方がもっと大きく見えました。自分のことよりも周りの方を一番に考えてくれる、本当に素敵な方です」と今作での鈴木を回顧。「(プライベートでは)すごく少年な方だと思っているんですが、本番にかける集中力は本当に素晴らしいなと思いました」と絶賛した。


独特な世界観の学園ドラマとなる本作。瀬戸自身の学生生活はどんなものであったか尋ねると「僕は中学校の時は、自分が演じた山田っぽい感じだったと思うんですけど、高校生の頃はなかなか馴染めず、友達が少なくてゲームにすごくハマっていました。あまり良い思い出がないので、やり直せるならやり直したい高校生活でした(笑)」と苦い思い出を明かす。


「でもこの仕事を始めて学生服を着ることで、毎回青春を味あわせてもらっています」と笑う瀬戸に、今作の思い出を聞くと「休憩中の『ババ抜き』がめちゃくちゃ盛り上がったので印象に残っています。最後に2枚ずつ残った鈴木さんと奥沼民子役の平川結月さんが、あと1枚でゲームが終わるのに奇跡的に10分以上やっていたんです。連日の撮影で疲れもあったと思うんですけど、みんな笑いのネジが外れてて爆笑状態が続いていました(笑)」と楽しそうに思い返していた。


演技はもちろん、バラエティ番組での活躍も注目された2020年。“いじられキャラ”としての一面も開花させつつある瀬戸に、2021年はどんな年にしたいか聞くと「去年は本当にすべてのジャンルを経験させてもらったといっても過言ではないくらいの経験をさせてもらいました。今年は、俳優に支障がない程度に(笑)、それを継続できる年にしたいと思っています」と回答。

目指す俳優像を尋ねると「事務所の先輩である沢村一樹さんみたいな人になりたいです。僕は沢村さんを頑張って目指していきたいと思います。かっこいいのはもちろんですが、おもしろくて優しい方なので憧れています」と語っていた。


©西森博之/小学館 ©「お茶にごす。」製作委員会