『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っと GoGo!大変身!!』が3月20日(土)から全国公開となる。“ゆめペンダント”の力で心の中に思い描いた夢を映し出すことができる“ゆめアール”体験ができる東京を舞台に「ヒーリングっど🖤プリキュア」と『Yes!プリキュア5GoGo!』のプリキュアも駆けつける夢のコラボとなっている。


そこで『ヒーリングっど♥プリキュア』で花寺のどか(キュアグレース)を演じる悠木碧と、『Yes!プリキュア5GoGo!』の夢原のぞみ(キュアドリーム)を演じた三瓶由布子が対談。どんな話が飛び出すか!?





――最初に映画の脚本を読んで、どんな感想をお持ちになりましたか?


悠木「今回、三瓶さんが演じるのぞみちゃんを始めとした『Yes!プリキュア5GoGo!』のプリキュアがすごくカッコイイタイミングで登場して、活躍するんです。胸アツな展開も含め、ワクワクする要所がいっぱいある作品になっているなって思いました。そしてテレビアニメでは、これまで友だちの絆を中心に親とか地域の人たちの温かさを伝えてきたんですが、映画では親子の絆に焦点を絞って描かれているんです」

三瓶「あれは泣けるよねぇ。ドリームたちが出るっていうのは最初から聞いてたんですけど、それよりも同じ母親としてカグヤの母の博士(サレナ)に感情移入しちゃって(笑)。最後まで読むと、すごく感動しました」

悠木「私もとても感動しました!」


――お2人はこれまでも共演歴がありますが、お互いどのようなイメージをお持ちですか?


三瓶「これまで碧ちゃんとはがっつりと組んで仕事をやったことがなくて。でも、可愛らしい声のイメージが強いので、一緒に技を放ったりするとき、邪魔しないようにしなきゃ!って思っていました。結果、何の問題もなく収録は無事、終わったんですけどね(笑)」

悠木「三瓶さんとご一緒させていただく機会はあったものの、一緒に浄化技を放ったことはなかったですからね(笑)。私は三瓶さんの元気な声にたくさんエネルギーをもらってバトルに挑めたんじゃないかと思っています。私の中の三瓶さんは、少年の声はこうであって欲しい!というイメージがあって。熟慮に基づいたうえで、女性としていろいろなところを見てきたからこその声の出し方というか。そこも含めめちゃくちゃカッコイイ女の人だと思っています」

三瓶「そんなこと言われたら、ありがとうと言うしかないですよね(笑)。あと、イメージ的に碧ちゃんはアツい人なのかなって」

悠木「確かに超熱血派かもしれません(笑)。エンパスタイプなので基本的に何でも共感しちゃうんです。人から怒っている話を聞くと、その人より怒っちゃうみたいな。本当はのめり込み過ぎると視野が狭くなってしまうので、ちょっと引いてみることも覚えなきゃいけないんですけど、それをポジティブにアツいって表現していただけるのはうれしい限りですね!」



――最初に『プリキュア』のヒロインに選ばれたときのことは覚えていますか?


悠木「うれしいという気持ちと同時に責任感を感じました。ず〜っと大事に作られ続けてきた作品だからこそ、責任ある作品作りをしていかなきゃって。もちろん、どの作品に携わるときも誠意をもって演じますが、プリキュアは求められている形がはっきりしている分、そこを外してはいけないな、と。とはいえ、自分がプリキュアになれるとは夢にも思っていなかったので、とても高ぶりましたね(笑)」

三瓶「私はすごく緊張したことを覚えています。私にとってプリキュアは初めての女性主人公の役ですから。ちゃんと女の子の声を出せるんだろうか?っていう謎の心配をしていて(笑)。でも、気が付いたら女の子を演じるというより、目の前の人を守ったり助けたりすることに忙しくて、それどころではありませんでした。あのころは必死でしたね」



――今回の物語でキーワードとなっている“夢”。今、ご自身が抱いている夢はありますか?


悠木「今、私は自分の企画を進めていて。アニメやゲームが大好きなので、それを作品として世に残したい!って思いがあります。その思いを具現化することが今、私が抱いている夢なのかなって思います」

三瓶「私は子どものころに描いていたような夢はないんですよね。でも最近、趣味で裁縫や刺繍を始めていて。刺繍を極めたいって夢はあります!」

悠木「あっ、言ってましたね!」

三瓶「元々は子どもの人形の服を作ったことがきっかけで。その前は子どもにおままごと用のサンドウィッチをフェルトで作ったりもしていたんです。自分の服に刺繍をしてもとても楽しいので、ちょっと自分のモノにしたいって夢はあります」

悠木「実は私も意外と裁縫は好きなんです。大人になってからもドールの服とかガンガン縫っていたりしていたので。なんか羊フェルトをサクサク刺していたりすると落ち着くんですよね。写経の精神みたいで(笑)」


――ちなみに最近、寝ているとき夢は見ますか?


悠木「私、夢ってほとんど見ないんです。眠りが深いのか忘れちゃってるだけなのか分からないんですけど、まったく覚えていなくて」

三瓶「私も夢を覚えていないんですよね。ただ子どもから“今、うなされてたよ”とか“やめて〜って言ってたよ”って言われることがあって」

悠木「あらあらあら、大変!」

三瓶「よほど夢の中でいろいろな体験をしているんだろうなって」

悠木「私も小さいころは、よく怖い夢を見ていました」

三瓶「小さいころは私も楽しい夢を見た記憶がなくて。いつも何かに追われている夢なんです。空を飛んで追いかけられたりする夢とか。シチュエーション的に現実ではありえないことばかりなんですけどね。だから楽しい夢が見たいので、“ゆめアール”があったらいいなって思います」

悠木「いいですよね、“ゆめアール”。私もぜひ体験してみたいです!」



――お2人が影響を受けたアニメ作品というと?


三瓶「私、そういう作品がないんですよね。昔からアニメをアニメとして楽しんでいたので。小さいころは『美少女戦士セーラームーン』や『姫ちゃんのリボン』『幽遊白書』が大好きで。『セーラームーン』は終盤、もう泣きじゃくりながら見てました(笑)。そのときはイチ視聴者として見ていたのですが、今は職業病か純粋に楽しむことが出来なくなってしまって。誰が声をやっているとか、そっちに目が行ってしまうんです」

悠木「私は生活をダイレクトに変えた作品というと『魔法少女まどか☆マギカ』。この作品のおかげで、いろいろな出会いに繋がりましたし、声優人生を広げてくれました。でも、そこから脱却するのもまた難しくて。脱却しきっちゃうのもまた悩みどころで。そのせいで新しいキャラクターに影響してしまうと、どちらのキャラにも申し訳ないなって感じてしまうんです。そういう意味も含め、『まどマギ』は私を大きく変えた作品ですね」




――今回、アフレコで苦労されたことはありますか?


三瓶「そんなに苦労はせず、逆にすんなりできて良かったなって感じでした。ただ一か所。とある人物がのぞみちゃんに扮して電話をかけるシーンがあるんです。実は感情を殺してしゃべっているのぞみちゃんって演じたことがなくて(笑)。やっぱりのぞみちゃんってテンションが高くないと、のぞみちゃんじゃないんだってことを再発見しました(笑)」

悠木「のぞみちゃんっていつもパワフルでしたからね。でも落ち着いてしゃべるのぞみちゃんに、私はドキドキしました!」


――最後に悠木さんはのどかに、三瓶さんはのぞみになったつもりで映画を楽しみにしているファンの方たちにメッセージをお願いします。


悠木「のどかだったら…『新しいお友だちが出来て、すごく楽しいことをしたの。映画に楽しいことを残してきたから、みんなにも経験してもらいたいし、教えてあげたいの〜っ!…』って言うかな(笑)」

三瓶「のぞみだったら『私が“ゆめアール”の世界に行ったら、ドーナツいっぱい食べたいな。みんなはどんな夢がある? 映画を観て、みんなの夢を叶えてね!見て見て見てね!』」



文:今 泉



『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っと GoGo!大変身!!』

公開日:2021 年 3 月 20 日(土)全国ロードショー

声の出演:悠木碧 依田菜津 河野ひより 三森すずこ 加隈亜衣 武田華 金田アキ 白石晴香

三瓶由布子 竹内順子 伊瀬茉莉也 永野愛 前田愛 仙台エリ 草尾毅 入野自由

ゲスト声優:藤田ニコル 生見愛瑠 景井ひな さぁや / 小林星蘭 勝生真沙子/高木渉

原作:東堂いづみ 

監督:中村亮太 

脚本:金月龍之介 

音楽:寺田志保

キャラクターデザイン・総作画監督:爲我井克美

美術デザイン:増田竜太郎 美術監督:小川友佳子 渡辺佳人

CGディレクター:大曽根悠介 色彩設計:佐久間ヨシ子 

撮影監督:高橋賢司 

製作担当:澤守洸


※高橋賢司の高の正式表記は「はしごだか」