時に笑えて、時にキュンとして、時に泣ける…素敵なセリフが散りばめられ、笑顔とときめき、そしてほっこりした気持ちを届けてくれたドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 』(日本テレビ、毎週水曜22時〜)が今夜最終回を迎える。


本ドラマは、恋愛小説家の母・碧(菅野美穂)と恋愛に興味のない漫画オタクの娘・空(浜辺美波)の恋の行方を描くエキサイティングラブストーリー


毎回予想できないストーリーや、活き活きとしたキャラクターたちの掛け合いが魅力的で、放送終了後には「あのシーンのあのセリフが良かった」といつもSNSを沸かせていた。そんな本ドラマも今夜最終回。最終回直前に、特に反響が大きかったシーンをこの記事では振り返りたい。




まずは菅野美穂が演じる恋愛小説家の水無瀬碧。ちょっぴり天然で天真爛漫なキャラクターの彼女は、“恋愛小説の女王”と呼ばれる売れっ子小説家というだけあって、ドラマの中では様々な恋のフラグを立てていた。





まずは、碧の幼なじみで、空からも何かと頼りにされているたい焼き屋・おだやの四代目 ゴンちゃん(沢村一樹)との場面から。

ゴンちゃんと碧の掛け合いで印象的だったのが、第3話で繰り広げられた“母ちゃんは大事なところで間違えた”事件。碧は新作小説を書こうとしていたが、「自分が恋愛していないと、小説が書けない!」とスランプに陥ってしまう。そこで、担当編集の漱石(川上洋平)に勧められ、幼なじみのゴンちゃん(沢村一樹)とデートに行くことになるが、そこで勢い余ってゴンちゃんに逆プロポーズ!

その時、お見合い話が進んでいたゴンちゃんに対し「嫁に行くの、辞めませんか 」と謎の言い間違いをし告白をするが、ゴンちゃんの返事は真面目なトーンで「ごめん…」。この言い間違え&フラれてしまう展開に「碧さんの一番の彼氏予想だったのに!」 「碧さん、大事なところでボケでどうするの!!笑」と反響が相次いで寄せられていた。

そんな碧が「かつて本気で愛した男」として登場したのは、豊川悦司が演じる一ノ瀬風雅。風雅は元役者で、空の実父。空の実の母は風雅の元恋人・鈴(矢田亜希子)なのだが、碧と鈴は同じ男を愛した女同士ということから意気投合。その縁もあり、鈴亡きあと碧は空を1人で育てていくことになる。

碧と風雅のシーンで特に印象的だったのが第9話に登場した碧、空、そして風雅の3人で過ごすシーン。空が「私小さいときやりたいことがあった。お母さん左で、お父さん右で、手つないでブーンってやつ!」と話したことから、3人は手を繋ぎ合い、まるで本当の親子のようなひとときを過ごすシーン。

無邪気に笑う空と、その姿を優しい目で見つめる碧&風雅の姿が印象的な場面だったが、それを遠目でゴンちゃんが複雑そうな表情をしながら目撃してしまう…。幸せでもあり、切なくもある、印象的なシーンに「こういうシーンほっこりする」「ゴンちゃんの気持ちを想うと切なくなる…」と様々な感想が飛び交っていた。



そして碧のラブ展開として一番反響が大きかったのが、担当編集の漱石(川上洋平)との第4話でのシーン。

碧の小説が映画化されることが決まり喜ぶ碧だったが、それもつかの間。映画化にあたり、原作の内容が大きく変更されそうになり、編集長の小西(有田哲平)からはこの話を受けないと新作小説は書かせないと言われてしまう。その状況にストレスを抱えた碧。そんな状況で上手く立ち回り、ピンチの碧を助けてくれたのは、他でもない漱石だった。

原作の内容を無視した脚本が届き、怒り心頭の碧を抑え、「水瀬さんは動いちゃいけません。全力で守ります、それが僕の仕事だから」と宣言。漱石は映画の主演をするユウト(赤楚衛二)の元に直談判しにいくのであった。 編集者がそんなことをするなんて、左遷、最悪クビ…という状況の中、漱石は男気を見せ、ユウトの説得に成功。碧に無事説得できたことを報告しに行った時、漱石は水無瀬碧の担当になりたくて出版社に入社したことを打ち明ける。 そんな漱石を碧は「バカ…」とつぶやき優しく抱きしめ、碧と漱石はキス寸前…というところで家に空が帰ってきて、キスは未遂に終わってしまうのだが、この碧と漱石の一連のやりとりに「ドキドキが止まらなかった」「漱石カッコいい!」とSNSは大反響。


その一件から、碧と漱石はなんとなくお互いのことを意識するようになり、今夜放送の最終回ではニューヨークへの異動が告げられている漱石が碧を「一緒にニューヨークについて来ないか」と誘うシーンがあるという。


ゴンちゃん、風雅、そして漱石。今夜の最終回で、碧の恋のお相手として関係性が動く人物がいるのだろうか…!?





そして碧だけでなく、気になるのは空(浜辺美波)の恋模様。特に毎話大反響を巻き起こしていた空と、空の大学の同級生・入野光(岡田健史)の素敵なシーンも、改めて振り返りたい。


娘の空は、生粋の漫画オタク。これまで恋愛経験もなく、漫画一筋で日々の生活を送っていたが、街で転んだ時に助けてくれた整体師の渉(東啓介)に一目ぼれ。憧れの渉と初デートに行くが、渉はなんと“つけ鼻毛”を付けて現れたのだった。この“つけ鼻毛事件”は、空だけでなく、視聴者にも驚きと衝撃を与えたが、その背景には渉の真面目で純粋な気持ちが秘められていたことが後日わかる。その渉の想いに空は心打たれ、再度渉にアタックする…!という展開が繰り広げられた。



そんな空を助け、支えてきた存在が、岡田健史演じる入野光だった。空と光は同じ大学で同じゼミに所属しているが、空から見た光の第一印象は“陽キャ代表”“チャラ男”と全く良いものではなかった。しかし、共通の好きなものである漫画を通じて2人は交流を深めるようになり、光の誘いで一緒に漫画を描くことに。一緒に過ごす時間が長くなるにつれて、光は空に惹かれていくが、空にとっては光はあくまで“良き友人”。その光の空への秘めた想いが切なく、健気で視聴者の心を揺さぶり続けた。




そんな空と光の関係が動き始めたのは、第6話。この回は碧と空に血のつながりがないことが分かった回で、その事実にショックを受けた空を光はずっとそばで支えて続けていた。

その中で光が空に掛けたセリフで特に印象的だったのが、「血液型なんて調べなければよかった」と後悔して泣く空に「水無瀬を守るとか、そんなカッコいいことは言えないけど、必ずいるから。何があっても俺がいることを忘れんな」、 「いつでも電話くれてもいいから。3コールで出る 」という等身大かつ、その時の光の立場で出来る最大限のサポートを空に約束するセリフ。

光語録に刻みたくなる素敵なセリフの数々に「入野いいやつすぎる…」「光の愛が溢れていた…」と大反響の1シーンだった。



そして、もう一つ。大反響だったのが、第9話ラストで繰り広げられた、空と光が雪降る夜道を歩くシーン。

将来に対し、漠然とした不安を抱えるようになった空。「就活とか始まって、漫画なんか描かなくなって…。例えばの話。そしたら私たち、大学卒業して大人になって、働き始めたら、何があっても入野に電話して、助けてもらったりして…そういうこと、なくなるね 」と呟くと、光は「そんなことないでしょ。全部は変わらないでしょ 」と返す。光の優しく、不安をゆっくりと解いてくれるような返事を聞いた空は、光の腕に抱きつく。そんな空を愛おしそうに見つめながら、光は優しい口調で「なぁに?」と問いかけると、空は「光のにおいをかぐ」と光の腕に顔をうずめる…という場面だ。

「ずっとこの2人のシーンを見ていたい」「ラストに悶絶必至のシーンだった…」「キュンキュンが止まらない」と反響大殺到のシーンで第9話は幕を閉じ、物語は最終回へ向かっていく。


空・光のシーンは、「まさにこれが青春…!」といえるようなキラキラ輝く素敵なものが多かったが、これ以外にも小ネタではあるが、第5話で空と光が、碧の新連載が決まった時に披露したかわいらしく、そしてちょっぴりぎこちない“喜びの舞”のシーンも反響が大きかったシーンとして挙げておきたい。



徐々に光のことを意識するようになっていた空。最終回ではボーイフレンドの渉に別れを切り出すシーンがあるというが、空の恋模様も最後の最後まで目が離せないが、ラスト直前にこれまでの素敵なシーンを想い返しながら、放送を楽しみに待ちたい。