土曜ドラマ『17才の帝国』(NHK総合)の出演者が発表され、神尾楓珠、山田杏奈、星野源らが出演することがわかった。



『17才の帝国』脚本は数々のヒットアニメ手掛ける吉田玲子

最先端のAIが選んだ「最も総理にふさわしい人物」は17才の少年だったー。

実験都市を舞台に繰り広げられる青春SFエンターテインメント『17才の帝国』。脚本は、「けいおん!」「ガールズ&パンツァー」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」など、唯一無二の世界観と登場人物の繊細な感情を描く数々のヒットアニメの脚本を手がけてきた吉田玲子のオリジナル。202X年、近未来日本のある地方都市に立ち上がった「実験都市プロジェクト」を舞台に、量子コンピューターで作られた最先端政治AIを駆使し、理想の政治の実現を目指す17才の若きリーダーの姿を鮮やかに描く。「ジャパン・アニメ」の世界観の魅力と、個性豊かなキャストが紡ぐ実写の魅力が融合する、新しいドラマを目指す。


出演者発表

17才の若き総理・真木亜蘭を演じるのはドラマ『左ききのエレン』『顔だけ先生』など若手ながら主演作を重ね、NHKドラマ初主演の神尾楓珠。真木への恋心が物語を動かす大きな鍵になっていくヒロイン茶川サチ役には、映画『ひらいて』の主演ほか、数々の話題作への出演を重ねる山田杏奈。真木とともに新しい政治を模索していく若き閣僚たちは、ドラマや映画で若手の中でも実力派として注目を集める河合優実、望月歩、そして日本アカデミー賞はじめ数々の演技賞を受賞し、高い存在感を示す染谷将太が演じる。


また、実験都市の立ち上げから関わる次世代の総理候補・平清志を演じるのは、俳優・音楽家・文筆家として才能を発揮し続ける星野源。政治家として志した理想の社会と現実の政治とのはざまで揺れる姿を星野がどのように演じるのか、見どころだ。


登場人物にはそれぞれ秘密が

物語は、真木に憧れ、補佐する少女サチと、実験都市に移住してきたサチ家族の目線、そして真木のお目付け役として派遣された、次世代の総理候補・平(たいら)の目線で進行していく。登場人物は皆それぞれ秘密を抱えている。真木はその動機を。サチはその恋心を。そして、平は「ある真実」を…。理想と現実、それぞれの思惑が絡み合うヒューマンドラマとして、「弱き者に手が差し伸べられ、誰も取りこぼさない社会を実現したい」という真木の信念をもとに、理想の社会が作られる過程と葛藤を描く、ある種の政治シミュレーションドラマとして、熱い志を持ちながらどこか心を閉ざしていた真木が周囲に心を開いていく青春ドラマとして、見る人によってさまざまな見方で楽しめる作品を目指す。


登場人物&キャストコメント

瞳の奥に強い意志を隠した謎多き17才の総理大臣 真木亜蘭(まき・あらん)役 神尾楓珠

AIによって選ばれた「17才の総理」。寡黙で沈着冷静。何事にも動じないクールさと共に、自分の利益ばかりを主張する大人達にはきぜんと立ち向かう熱さを持ち合わせる謎の高校生・真木を神尾楓珠が演じる。


<神尾楓珠 コメント>

僕が演じる真木亜蘭はミステリアスで、一見高校生離れしてるように見えるのですが、たまに高校生らしい部分もあって、掴みどころがない役柄なので、役を掴むまでは苦労しました。正直未だに掴み切れていません。主演ということで、プレッシャーも感じていますが、原作のないオリジナル脚本なので、視野を広く持って、楽しんで演じたいと思います。あと個人的に、僕の好きな『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の脚本家である吉田玲子さんの脚本なのが嬉しいです。良い化学反応を起こせるように真木らしくまっすぐ向き合いたいと思います。



真木への恋心が物語の鍵に 茶川サチ(さがわ・さち)役 山田杏奈

真木に憧れ、実験都市『UA(ウーア)』の総理補佐官として真木を支える高校生。いつも一生懸命でひたむきなサチを、山田杏奈が演じる。父母世代の働き方の行き詰まり、高齢者介護の長期化、不登校、いじめなど、サチの家族が直面するさまざまな問題を通して、現代社会が抱える慢性的な課題を描く。そして、青春ドラマに欠かせない見どころのひとつが、サチの恋。補佐官として仕事をする中で、加速していく真木への恋心。その思いが、物語をやがて大きく動かしていく。


<山田杏奈 コメント>

若者がAIを駆使して政治を行う都市をつくる、という題材にいったいどんな世界観になるのだろうと思いました。私が演じる茶川サチは自分の決めたこと、やりたいことにひたすらまっすぐ向き合う女の子です。彼女の心の機微と向き合いながら楽しく演じさせていただいてます。少し先の未来という設定でのセット、ロケーションでの撮影なので今とはまた少しちがう世界になったような不思議な感覚も味わいながら、日々撮影しています。皆さんのもとに届く日が楽しみです。



敵か味方か?実験都市のキーマンかつ次世代の総理候補 平清志(たいら・きよし)役 星野源

『UA(ウーア)』構想の立ち上げから関わってきたプロジェクト・マネージャーの平を演じるのは、星野源。AIが高校生を選んだことに最初は違和感を覚えながらも、ときには兄のように真木の成長を見守るようになる。平は、次世代の総理候補として、現総理から強い期待をかけられている。ある意味、古い政治のやり方を続けてきた世代と真木たちのちょうど中間の存在。


<星野源 コメント>

オリジナル作品かつ、まだ制作途中ということもあり、このストーリーがどうなっていくのか、最後にどんな着地をするのかまったく予想できません。この『17才の帝国』は希望の物語になるのか、絶望の物語になるのか。それが楽しみでもあり、恐ろしくもあります。


あらすじ

舞台は202X年。日本は深い閉塞感に包まれ、世界からは斜陽国の烙印を押されている。出口のない状況を打破するため、総理・鷲田はあるプロジェクトを立ち上げた。「Utopi-AI」、通称UA(ウーア)構想。全国からリーダーをAIで選抜し、退廃した都市の統治を担わせる実験プロジェクトである。若者が政治を担えない理由は、「経験」の少なさだと言われてきた。AIは、一人の人間が到底「経験」し得ない、膨大な量のデータを持っている。つまり、AIによっていくらでも「経験」は補えるのだ。それを証明するかのごとく、AIが首相に選んだのは、若く未熟ながらも理想の社会を求める、17才の少年・真木亜蘭(まきあらん)。ほかのメンバーも全員20才前後の若者だった。真木は、仲間とともにAIを駆使し改革を進め、衰退しかけていた地方都市を、実験都市ウーアとして生まれ変わらせていく―。


■土曜ドラマ『17才の帝国』
放送予定:2022年5月 放送スタート
[NHK総合]毎週土曜 よる<全5回>

(C)NHK