「量子コンピューターが、自分たちのビジネス分野でどのように使えるのか、企業側の関心が高まっている」

 2019年12月に米サンノゼで開催された「量子コンピューター国際会議(Q2B)」に参加した野村総合研究所(NRI)の藤吉栄二上級研究員は、1年前のQ2Bとの違いを肌で感じとった。研究者中心から協業を模索する企業関係者の存在感が、格段に増していたからだ。

 18年の参加者数が約350人だったのに対して、今回は約500人に急増。参加者の所属企業は国内だけでもデンソー、富士通、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、丸紅、三菱重工業、NEC、ニコン、NTT、武田薬品工業など多岐にわたる。ここからもその注目度の高さがうかがい知れる。