冬場のスキンケアで男性が特に注意すべきなのがカサカサな唇。荒れたまま放置していると、相手に不健康な印象を与えかねない。男でもできる簡単なケアの方法をメンズコスメアドバイザーの野々下一美さんに聞いた。

■今回のアドバイザー

メンズコスメアドバイザー

野々下一美さん


肌の色を分析するパーソナルカラリストとして活動するかたわら、美容・コスメのライターを経験。現在はザスインターナショナルを立ち上げ、男性の美容とコスメの専門家として活動する。著書に『エグゼクティブになる人の若々しい顔のつくり方』がある。

ビジネスマンこそ“健康的な唇”が必須な理由とは?


唇が健康的であるということは、その人自身の印象を大きく左右すると野々下さんは言う。



野々下さん「会話をする際には相手の目や口元を見ることが多いと思います。引き締まって血色の良い唇は、健康的で魅力的な印象を受けるでしょう。逆に荒れた唇は、不健康で不潔な印象を与えかねません。人と接する機会の多いビジネスマンなら、唇のケアは必須です」


年を重ねれば重ねるほど老化する唇。舐めることは絶対にNG


唇は、皮膚の中でも角質層が特に薄い部分であるため、冬の乾燥した空気は大敵。しかし、唇が荒れる理由はそれだけではない。



野々下さん「口呼吸が習慣になっている人は呼気とともに水分を蒸発させているので唇の乾燥が進みます。唇が乾燥すると、つい舌で舐めてしまいがちですが、さらに荒れが加速しますので決して舐めないでください。



また、加齢が伴ってくると血行も悪くなってくるため、唇の色が黒ずんでいきます。これが荒れた状態と重なってしまうことで余計に老けて見られ、不健康で不潔な印象を増長してしまうことになります」


覚えておきたい、男性がリップクリームを選ぶときの注意点


唇のケアは速やかに始めなければならない。男性でも簡単にできるケアの方法とは?



野々下さん「ケアの基本は男性でも女性でも同様です。まず誰でも思い浮かぶのが、リップクリームでしょう。唇に保湿を与えるので一番シンプルで簡単な方法です。そのほかにもマスクをする、口呼吸を止める、唇を舐めないなどに気をつけましょう。リップクリームを塗る際には強くこすりつけないように塗りましょう。



また、リップクリームを選ぶ際、メンソール配合のものを選ぶ人が多いと思いますが、メンソールや香料は唇を荒らす恐れがあるので避けたほうが良い場合もあります。無香料無着色で刺激のないものなら、目の回りや指先(ささくれ)の保湿や乾燥対策などに使えるので、かなり重宝しますよ」


最後にアドバイザーからひと言


「特に唇のカサつきがひどい場合には、リップリームを塗ったあと、食品用ラップで覆い3分間パックをするのがオススメです」