なくならないはずのボールがなかった時のショックを経験したことのあるゴルファーは少なくないのではないでしょうか。ゴルフプレーで最も避けたいことの一つとしてロストボールが挙げられると思います。JLPGAティーチングプロの岡本恵氏がロストボールを避けるコツを解説します。
目印を見つけて効率的にボールを探そう
プレー中ボールが見当たらない時のフラストレーションは、誰もが一度は感じたことがあるのではないでしょうか。ロストボールはゴルファーにとって最も避けたいシチュエーションの一つ。JLPGAティーチングプロの岡本恵氏がボール探しの秘訣を伝授します。

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ラフに入ったり、林の中に打ち込んだ時など、ロストボールになる可能性は少なからずあります。見つかった場合でも、自分が思っていた場所より手前だったり、飛びすぎていることも多いのではないでしょうか。このように、「この辺にあるはず」という記憶は非常に曖昧なものです。ボールが飛んでいった場所をしっかりと覚えておく必要があります。
ボールの着地点付近には、何らかの目印となる杭や特徴的な木や植物があると思います。また、コースの形状、バンカーのラインなどで記憶をしておくのも方法の一つです。この記憶がしっかりとしていれば、広範囲を探すことなくピンポイントで探すことができます。
ただし、打つ方はショットの際、すぐにボールを追うのではなく、ショットに集中することが重要です。ヘッドアップを起こしてしまうと、ミスショットの原因になるからです。そうなるとボールを見失ってしまうことも間々あるので、同伴競技者の方がボールの行方をしっかりと見てあげる必要があります。打った方がスムーズにボールを見つけられるように、落下地点の特徴をしっかりと覚え、伝えてあげましょう。
なお、OBやロストボールの可能性がある場合には、暫定球を打つことも忘れないようにしてください。
ボールを探す際には、進行を遅らせないように注意しよう

ボールが行方不明になることは、注意深くプレーしても避けられないことがあります。ボール探しのルール上の制限は3分ですが、実際のプレー中に時間をきっちり計ることは難しいでしょう。そこで、進行やマナーの観点も踏まえて、ボール探しの目安をお伝えします。
ボールを探す際、同伴者の協力は不可欠です。一緒に探してあげましょう。ただし、全員が同時に探すのではなく、進行を遅らせないために打てる人は先にショットするようにしてください。
そして打ち終わった人はボールを探しに加わってください。この流れで全員がショットを終えると、おおよそ3分が経過していることでしょう。この時点で見つからない場合はロストボールとして、プレーを素早く続行することが望ましいです。
【解説】岡本恵

JLPGAティーチングプロ。ステップ・アップ・ツアー、アジアンツアーに参戦後、2009年よりティーチングプロとしてゴルフ練習場にて一般ゴルファーを指導。約15年の間に指導したアマチュアゴルファーは1000人以上。マナーやエチケットを守りつつも、楽しくゴルフしていただくのがモットー。現在は名古屋市の竜泉寺ゴルフ場にて指導を行なっている。
e!Golf編集部