老若男女が誰でも手ぶらで3ホールラウンドを楽しめる「Golzy(ゴルジー)」。体験会では5本のクラブセットはもちろん、グローブやボールなども用意され、50分弱でプレーが終了するお手軽さでした。ゴルフ場の大型レンジやエキストラホール、練習場付帯の空き地などですぐに始められる「Golzy(ゴルジー)」。これから流行する可能性はあるのでしょうか。

ラウンド時のストレスを排除した「ちょこっとラウンド」

 今回開催された「Golzy(ゴルジー)」のイベント場所は、ゴルフ場に付帯されたレンジとエキストラホールでした。

 本コースのように狭くて難しい場所ではなく、広々したエリアで後ろのゴルファーを気にせずラウンドできるので、普段ゴルフをやらない人にも優しく楽しいゲームになっていました。

ラウンド未経験ゴルファーも「気軽に」かつ「手ぶら」でプレーできる「Golzy(ゴルジー)」。3ホールをマイペースでラウンドするだけ
ラウンド未経験ゴルファーも「気軽に」かつ「手ぶら」でプレーできる「Golzy(ゴルジー)」。3ホールをマイペースでラウンドするだけ

 一応スコアカードもありますが、基本的にホールマップとして使用します。スコアメイクや飛距離を心配することもなく、小さな子どもから年配者まで同じ場所からプレーできるゲームになっています。

 ラウンド未経験者はもちろん、経験者でも本コースでのラウンドにはプレー進行などの「ストレス」がたくさんあります。

 しかし、「Golzy(ゴルジー)」では心配無用です。前後を気にすることなく何人でも同時にプレー可能なので、仲間や家族などワイワイプレーできます。またラウンド経験者にとっては物足りないかも、と思っていましたが、参加者の多くは「これぐらいサクッと行うラウンドもいいね」と好評でした。

3ホールあれば「楽しいラウンド」になる

 ラウンド時のドレスコードも緩和している「Golzy(ゴルジー)」では家族連れ、特に小さな子どもがいる人は一緒にプレーできることが非常にありがたいそうです。

「Golzy(ゴルジー)」のイベントにはゴルフ未経験者も参加。練習していない人でもラウンド時のストレスを排除したプレーを楽しめていました
「Golzy(ゴルジー)」のイベントにはゴルフ未経験者も参加。練習していない人でもラウンド時のストレスを排除したプレーを楽しめていました

 長い時間を取れないママと小さな子どもでも、パパと一緒に楽しくプレーしていました。体力に自信がなくなった年配のゴルファーも「ちょうどいい運動」になるようです。

 頻繁にラウンドしているゴルファーも、「ちょこっと」時間が空いたタイミングのラウンドとしてアリだと感じました。

インドアレンジに続く新規ビジネスとして「ちょこっとラウンド」は流行する?

 ショートコースを作るまでの土地がなくても、カップとボールがあればすぐにスタートできるのが新スタイル「Golzy(ゴルジー)」の大きなメリット。

 今後は、「身近で意外な場所」に手ぶらで気軽にゴルフができる「Golzy(ゴルジー)」専用コースが出現するかも知れません。

時間が限られた家族でも、3ホールをラウンドする「Golzy(ゴルジー)」なら1時間もかからず「サクッとプレー」して帰ることができる
時間が限られた家族でも、3ホールをラウンドする「Golzy(ゴルジー)」なら1時間もかからず「サクッとプレー」して帰ることができる

 ラウンド経験者にとっては「ちょこっと」練習するにはいいですし、ビギナーや未経験者にとってはゴルフのハードルが下がり楽しい体験ができる場所になるかも知れません。

 また、ラウンドする時間がない休眠ゴルファーにとっても、「ちょこっと」ラウンドすることで「またゴルフしようかな?」という気持ちになる可能性もあります。

「Golzy(ゴルジー)」の新しい取り組みは賛否両論あると思いますが、幅広い世代のゴルファー&ノンゴルファーどちらにも優しいラウンドスタイルになるのは間違いなさそうです。

【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)

伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。

猿場トール