今、巷ではどんなクラブが売れているのか、なぜ売れているのか? そんなゴルフ界のトレンドを探るべく、有賀園ゴルフで、売れ筋商品のランキング調査。アイテム別に毎週、レポートをお届けします! 今週は2023年10月のドライバーランキングです。

有賀園ゴルフで2023年10月に売れたドライバーベスト5

 今、売れているドライバーはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。

第1位 G430 MAX ドライバー(ピンゴルフジャパン)

G430 MAX ドライバー(ピンゴルフジャパン)
G430 MAX ドライバー(ピンゴルフジャパン)

 高慣性モーメントをかなえ「叩いてもブレない」が特徴。超極薄の素材採用で、フェース全面で大きくたわみ、反発力アップ、最大初速を実現しています。上下のミスヒット時でも最適なスピン量と弾道で、最大のキャリーと飛距離を生み出します。打球音にもこだわり、新「サウンドリブ」を搭載。ナイスショットはもちろん、打点がブレても、快音をかなえます。2022年11月11日発売。メーカー希望小売価格:9万3500円(税込み)

「曲がらない」という結果重視で選ぶとたどり着くクラブ

 多くの新製品がラインアップされましたが、やはり人気は衰えないですね。すでに発売から1年経っていますが、首位を獲得しました。

 とにかく曲がらない、直進性の高いアイテムなので、結果重視で選んでいくとこのクラブにたどり着くケースが多いと感じられます。

 前モデルのG425よりも、打球音にもこだわっている点を評価する声も多いです。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第2位 B2 HTドライバー(ブリヂストンゴルフ)

B2 HTドライバー(ブリヂストンゴルフ)
B2 HTドライバー(ブリヂストンゴルフ)

 高弾道とつかまりを追求したモデルで、ウエート可変機構を搭載し、2パターンの弾道コントロールを可能にしています。オフセンターヒット時にも安定してスピンを抑え、インパクトのパワーを逃さず伝える「スリップレスバイトミーリング」を搭載。ボールの滑りを抑える食いつくフェースにより直進性の高い飛びを追求しています。2023年9月8日発売。メーカー希望小売価格:8万5800円(税込み)

つかまった高弾道のボールが打ててやさしいと評価

 球がしっかりつかまって上がるという声が多いです。やさしさを感じられて曲がらない、首位の「G430」と同様に直進性の高さが支持されている印象ですね。

 ギザギザのフェースも印象的だし、見た目にも性能がわかりやすい点を評価している人も多いです。

 2種類のシャフトがラインアップされていますが、50グラム台のSRとSが人気になっています。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第3位 B1 STドライバー(ブリヂストンゴルフ)

B1 STドライバー(ブリヂストンゴルフ)
B1 STドライバー(ブリヂストンゴルフ)

 強弾道と操作性を追求したモデル。ウエート可変機構を搭載し、6パターンの弾道調整が可能です。クラウンのたわみを抑制し、強弾道化をサポートする「スパインスタビライザー」搭載でプロや上級者のフィーリングにマッチ。スピンを抑制する「スリップレスバイトミーリング」や、反発性能を高めるSP-COR(サスペンションコア)も搭載しています。2023年9月8日発売。メーカー希望小売価格:8万8000円(税込み)

中弾道で操作しやすいと支持されました

 同じブリヂストンの「B2 HT」と打ち比べて、「B2」だと、ちょっとつかまりすぎるし、球も上がりすぎてしまうと感じた人が、中弾道で強い球が出て左にいきにくい「B1 ST」を選んでいました。

 ほとんどの方が両方のモデルを打ち比べて選んでいましたね。ある程度、球を操作したいという人もこ「B1 ST」を選んでいたように感じます。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第4位 RMX VD/X ドライバー(ヤマハ)

RMX VD/X ドライバー(ヤマハ)
RMX VD/X ドライバー(ヤマハ)

 高初速+直進安定性のオールアスリートモデル。飛びの三要素といわれるボール初速・打ち出し角・スピン量の全てを最適化させたフェース構造とヘッド形状により、驚きの飛びを生み出します。ヘッド外周部のウエートはFADE、DRAW、センター、慣性モーメントMAXの4つのポジションに調整可能。プレーヤーに合わせた理想的な弾道を叶えてくれます。2023年10月6日発売。メーカー希望小売価格:9万2400円(税込み)

第5位 RMX VD/M ドライバー(ヤマハ)

RMX VD/M ドライバー(ヤマハ)
RMX VD/M ドライバー(ヤマハ)

 高初速+最適な操作性を持ち合わせたNEOアスリートモデル。ソール部分には、フェース・バック方向にウエイトをスライドさせて、重心深度を調整する機能を搭載。状況に合わせて弾道高さを自在にコントロールできます。VD/Xと同様に、ボール初速・打ち出し角・スピン量の全てを最適化させたフェース構造とヘッド形状で、大きな飛びももたらします。2023年10月20日発売。メーカー希望小売価格:9万2400円(税込み)

「今月はブリヂストンとヤマハの新製品がランクイン」(小室店長)

 秋の新製品が発売されて、ランクインしてきました。9月8日に発売されたブリヂストンのニューモデルが2位と3位に。10月6日に発売されたヤマハRMXの新製品が4位と5位にランクインしました。

 ブリヂストンは「B2 HT」、ヤマハは「RMX VD/X」が、それぞれ上位となり、直進性の高いモデルに人気が集まった印象です。多くの人が曲がらない性能を求めているようで、その代表格である「G430」が首位なのもうなずけます。

 新製品ドライバーの購入を考えている人は、ロフトを何度にしようかと迷っている人も多いかもしれません。

 最近はロフト調整機能付きのモデルがほとんどですが、ロフトを変えてしまうと、フェースアングルも変わってしまうため、構えた印象に違和感を持ってしまうという方も少なくありません。

 また、逆にそれを利用して「ちょっとフックの9.5度がちょうどいい」とおっしゃる方もいて、一概に何が正しいとはいい切れなくなってきています。

 接客でお客様と一緒にどのロフトがいいか選ぶ場合、試打データの打ち出し角度とスピン量を参考にします。

 例えば、10.5度のドライバーでバックスピン2000rpmだったとしても、打ち出し角が20〜21度あると上がりすぎていて、風に負けてしまうケースが少なくありません。

 僕個人は、打ち出し角の理想的な角度は15度プラスマイナス1〜2度と思っています。

 上がり過ぎず、低すぎない弾道が一番安心できるし、OBが出にくいからです。また、バックスピン量にも注意が必要で、弾道が低くてバックスピンが足りないのであれば、大きめのロフト角度を、逆に打ち出し角度は17〜18度でちょうどいいけど、バックスピンが3000回転超えてしまうようなら、ロフトが立ったモデルをオススメしています。

 コースで打つときに、不安のない弾道、スピン量をかなえられるロフトをオススメしたいので、いろいろなロフトを打ち比べてデータを比較しながら、自分にベストなロフト角を探せるようにアドバイスしています。

※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。取材協力:有賀園ゴルフNEW杉並店

下山江美