予算を抑えてクラブ購入ができるありがたい存在「中古ショップ」。今、現在、どんなクラブが売れているのでしょう? 中古ショップ「ゴルフドゥ」で、中古アイアンのランキングを教えてもらいました。

2023年10月の中古アイアン売れ筋ランキング(ゴルフドゥ調べ)

 予算を抑えてクラブ購入ができるありがたい存在「中古ショップ」。今、現在、どんなクラブが売れているのでしょう? 中古ショップ「ゴルフドゥ」で、中古クラブのランキングを教えてもらいました。今回のテーマは2023年10月の中古アイアンです。

中空アイアンが苦手な人が昔のモデルを探しに来ます

 中古ショップでは、現在どんなアイアンが人気なのでしょう。前回(7月)のランキングではブリヂストンのアイアンが人気でしたが、今回は2位に「TOUR B 201CB」が入っただけで、首位はピンの「i210」でした。

「番手なりの高さが出ることと、ヘッド素材がステンレスなのに打感がいい点を評価する人が多いですね。また、ソールの機能が感じられて、コースで打っていい結果が出るという声も多いです」

「最新モデルの『i230』も試したけど、こっちの方がいいと戻って来られる方もいるくらいです」と、ゴルフドゥ花小金井店の店長:岡部昭人さんは話してくれました。

 3位から5位はダンロップのクラブが占めましたが「偶然だと思います。ゼクシオに関しては、かなり古いモデルを使っていた、やや年齢層が高めの方が買い替えにいらして、予算に合わせて選んでいた印象です」

「2位の『TOUR B 201CB』と4位のダンロップ『Z585』は、中空アイアンが苦手な方が、軟鉄モデルで飛距離がそこそこ出せて、カッコいい形状のものということで、探されていて購入していくケースが多いです」とのこと。

 自分の求める性能と予算との兼ね合いがアイアン選びのポイントになっているようです。

第1位 i210(ピンゴルフジャパン)

i210(ピンゴルフジャパン)
i210(ピンゴルフジャパン)

 ぬれた状態やラフからでもコントロール性能に優れ、多くのツアープロが愛用していたモデルです。ヘッド内部にエラストマーを搭載し、柔らかな打感と大きなたわみで飛距離性能を向上。高弾道をかなえ、ミスヒットにも強い構造で操作性にも優れています。2018年9月発売。中古価格相場:6本セット・6万2798円〜8万5780円(税込み)

第2位 ツアーB 201CB アイアン(ブリヂストンゴルフ)

ツアーB 201CB アイアン(ブリヂストンゴルフ)
ツアーB 201CB アイアン(ブリヂストンゴルフ)

 アイアンに求められる性能を番手別に具現化した本格派キャビティーアイアンです。ロングアイアンは寛容性、ショートアイアンは操作性を追求したキャビティー形状を採用。フェース面の溝のピッチも一律ではなく番手ごとに設定し、求められるスピン性能をかなえています。2020年9月発売。中古価格相場: 6本セット・4万3780円〜7万5780円(税込み)

第3位 ゼクシオ9 アイアン(ダンロップスポーツ)

ゼクシオ9 アイアン(ダンロップスポーツ)
ゼクシオ9 アイアン(ダンロップスポーツ)

 5ピース構造採用でボールが上がりやすく、芯をはずしたときの飛距離ロスを大幅に軽減してくれるオートマチックなやさしさを搭載したアイアン。クラブがコックの解放を抑えて、自然とヘッド軌道を変える新テクノロジーで大きな飛びもかなえます。2015年12月発売。中古価格相場: 5本セット・2万2780円〜4万5790円(税込み)

第4位 スリクソン Z585 アイアン(ダンロップスポーツ)

スリクソン Z585 アイアン(ダンロップスポーツ)
スリクソン Z585 アイアン(ダンロップスポーツ)

 アイアンにも飛距離を求めるゴルファーのニーズを満足させるポケットキャビティアイアン。フェース周辺に設けた溝でフェースがたわみやすくなり、反発性能が大きく向上。V角度を緩やかに、かつ頂点を後方にしたソール形状で、抜けのよさもかなえています。2018年9月発売。中古価格相場:6本セット・4万400円〜7万780円(税込み)

第5位 ゼクシオ8 アイアン(ダンロップスポーツ)

ゼクシオ8 アイアン(ダンロップスポーツ)
ゼクシオ8 アイアン(ダンロップスポーツ)

 ネックとソールが一体となったタングステンニッケルウエイトの新構造を採用し、さらなる低重心化で高打ち出し・低スピンを実現したモデル。ヘッド重量は前モデルのまま、クラブ全体で2グラムの軽量化を図り、ヘッドスピードを高めてパワーがなくても飛ばせます。2013年12月発売。中古価格相場: 5本セット・1万9780円〜4万780円(税込み)

2013年以前のモデルだけど高い性能を感じさせる店長オススメの名器とは?

 10年以上前に発売されたモデルだけど、性能の高さに魅力を感じる……そんなモデルを店長が厳選。古いけど今も使いたい、そんなアイアンを教えてもらいました。

ツアーステージ X-BLADE 709CB(ブリヂストンゴルフ)

ツアーステージ X-BLADE 709CB(ブリヂストンゴルフ)
ツアーステージ X-BLADE 709CB(ブリヂストンゴルフ)

 打ちやすさにこだわった安心感のあるキャビティ形状の軟鉄鍛造アイアン。打点部に厚みを持たせ、軟鉄鍛造特有の「芯」のある打感を追求しています。シャープに振り抜ける、抜けのよいソール形状は、大きめのラウンドで幅は広めながら、リーディングエッジのカット幅を広くして、やさしく打てる設計が施されています。2013年3月発売。中古価格相場:6本セット・2万600円〜2万5780円(税込み)

「少しヘッドが大きめな軟鉄モデルでやさしさも感じられます」(岡部店長)

「ツアーステージX-BLADE」は、3モデルが同時に発売されたのですが、その中で『709CB』は、アスリート系アイアンの中ではヘッドが少しだけ大きくて、5番アイアンでロフト25度と、他のモデルより立ててあるのが特徴です。

 また、ソール幅は広めなのに抜けがいいカットがしてあり、やさしさを感じさせることも支持されていました。

 ヘッドサイズはやや大きめではありますが、嫌な大きさではなく構えやすいし、飛距離も出るという声が多く、マニアの間では軟鉄アイアン製造に定評がある遠藤製作所で作られたモデルとされていて、打感のよさも人気がありました。

 古いモデルなので、リーズナブルな価格も魅力。初心者から、もう1つ上に上がりたいけど、予算がないという人にも自信を持ってオススメできる良品です。

※現行モデルをのぞいた2023年10月のアイアンランキングです。価格は10月17日現在、ゴルフドゥのウェブサイトに掲載されている新品商品以外の商品価格を基にしています。取材協力:ゴルフドゥ

ゴルフドゥ花小金井店 店長・岡部昭人(おかべ・あきひと)さん

1974年3月8日生まれ 東京都出身。ほとんどのクラブ、シャフトを試打しており、様々なゴルファーのクラブ選びの相談に乗ってくれる。特技はサックス。趣味はスポーツ観戦、釣り、広島東洋カープ。

下山江美