2024年1月26日、キャロウェイが新作ゴルフクラブ「パラダイム Ai SMOKE」シリーズ発売を前に、ゴルフメディアやインフルエンサーを招待した発売記念パーティーを開催しました。特別ゲストは石川遼。発表会とは違うパーティー形式のイベントだったこともあり、普段はなかなか聞けない新ドライバーに対する石川遼の本音を聞くことができました。

25万人分のゴルファーのデータをインプットして進化したパラダイム Ai SMOKE

 2024年1月26日、キャロウェイが新作ゴルフクラブ「パラダイム Ai SMOKE」シリーズ発売を前に、ゴルフメディアやインフルエンサーを招待した発売記念パーティーを開催しました。特別ゲストは石川遼。パーティーでは、乾杯のあいさつをした石川遼が、AI(人工知能)を活用して設計された「パラダイム Ai SMOKE(以下、Ai SMOKE)」についての印象を語り、司会者の質問に答える場面もありました。

発売記念パーティーに登場した石川遼
発売記念パーティーに登場した石川遼

「僕自身、前作の『パラダイム』ですごくドライバーショットが安定していたので、そのテクノロジーのカギを握っていた(フェース裏側に配置した2本の柱からなる構造が初速を高める)『ジェイルブレイクテクノロジー』がなくなると聞いて最初はビックリしました。でも、本音を言えばジェイルブレイクについて『2本の柱より外側に当たったときってどうなんだろう』と思っていたので、今回のドライバーはすごく興味がありました」(石川遼、以下同)

―今回の「Ai SMOKE」の性能については?

「新製品のPRや発表会だとどうしても『今までより10ヤード飛びます』とか言いがちなのですが、『Ai SMOKE』は(飛距離アップといった)そういうことだけではなくて、本当にすごいドライバーだと感じています。毎回、キャロウェイさんのドライバーは僕たちプロをもワクワクさせるテクノロジーがあるのですが、今回は25万人分のリアルなゴルファーのデータをインプットしたと聞いて、すごい進化だなと思いました」

 キャロウェイが初めてゴルフクラブにAIを活用した「エピック フラッシュ」を発売したのは2019年ですが、実はその頃から比較すると同社のスーパーコンピューターのパワーは約40倍、処理スピードは100倍に進化しているそうです。

―実際に打ったときの印象は?

「僕はどうしても芯よりも少しトゥ側に当たることが多いです。昨年の『パラダイム』でもかなり方向性は安定しましたが、トゥ側に当たったときは、そのまま右方向にプッシュアウト気味に飛んでしまうミスがでました。でも、『Ai SMOKE』は同じようにトゥヒットしたときも明らかに曲がり幅が少なくて、フェアウェイに残ってくれます。それと試合ではあえてヒール側に当ててフェードボールを打つホールもあります。ヒール側に当てると、普通はかなり飛距離が落ちますが、『Ai SMOKE』は飛距離のロスが少ない。なぜ、こんなドライバーが作れるんだろう。本当にキャロウェイの開発チームはすごいなと思いました」

石川遼が実際にフェアウェイキープチャレンジをデモンストレーション

 その後はフェアウェイキープチャレンジのデモンストレーションがあり、弾道データを計測しながら4球打ちましたが、1球目からボールスピード時速171.9マイル(76.8メートル/秒)、飛距離314ヤードを計測。このボールスピードについて石川は、高く評価しました。

「オフシーズンなのに昨年のシーズン後半とほとんど同じボールスピードが出ているので、飛距離性能も高いと思います」

石川遼が実際にフェアウェイキープチャレンジをデモンストレーションする様子
石川遼が実際にフェアウェイキープチャレンジをデモンストレーションする様子

―今年のエースドライバーは?

「昨年はヘッドサイズが小さい『パラダイム トリプルダイヤモンドS(420cc)』を使っていましたが、今年は『Ai SMOKE トリプルダイヤモンド(450cc)』で行こうと思っています。ロフトは10.5度をマイナス1度に調整してテストしています。シャフトは6S(ツアーAD TP)です。昔はもっと重くて硬いフレックスにしていましたが、それはバックスイングを速く上げていたからです。今は、ゆっくり上げているので(6Sで)十分です」

 石川遼だけでなく、多くのキャロウェイのスタッフプレーヤーが「Ai SMOKE」に好感触を持っており、ほとんどの契約選手が開幕戦から使い始めるようです。今年は「Ai SMOKE」旋風が起きそうな予感がします。

e!Golf編集部