2月2週のコマーシャルバンク・カタールマスターズで日本人4人目となる欧州ツアー優勝を飾った星野陸也(ほしの・りくや)。そのセッティングを調べると、日本ツアーで初優勝した6年前から変更していないクラブが10本もありました。

6年前からかえていないクラブが10本

 2月2週のコマーシャルバンク・カタールマスターズで日本人4人目となる欧州ツアー優勝を飾った星野陸也。日本ツアー初優勝は2018年フジサンケイクラシックですが、欧州ツアー初優勝を達成した今も6年前からかえていないクラブが10本もありました。

ドライバーは最新モデルの「スリクソンZX5 MkII」を使う星野陸也 写真:GettyImages
ドライバーは最新モデルの「スリクソンZX5 MkII」を使う星野陸也 写真:GettyImages

 まずはパター。「オデッセイ ホワイトライズ iX3 SH」は17年にレギュラーツアーに昇格した当時からエースパターとして使い続けています。このパターについてプロ2年目当時の星野は「高校生の頃に中古ショップでたまたま見つけて、それ以来使っています。感覚的にヘッドを真っすぐ動かしやすいのが気に入っています」と語っていました。

 アイアンの「スリクソンZ945」「スリクソンZ585」も、18年からかえていません。さらにウェッジの「クリーブランド RTX3」も当時から使い続けています。14本のセッティングのうち、アイアン7本、ウェッジ2本、パター1本は6年前と同じモデルを使っています。

 ただし、海外挑戦に向けて使用する番手やロフトはかわりました。日本ツアーにいたことは「最も好きなクラブは5番ウッドです」と語っていましたが、今は5番ウッドを抜いて、ウェッジを2本から3本にしています。

 そして、アイアンも3番アイアンを使わなくなり、ロフト18度のユーティリティ型アイアン(2U)を入れています。欧州ツアーでは強い風に対応するためにユーティリティ型アイアンを使う選手が多いのですが、星野も欧州ツアー対策として入れるようになったのでしょう。

 ドライバーは最新モデルの「スリクソンZX5 MkII」にしていますが、シャフトの「KUROKAGE XT」は17年からかえていません。

 新旧のクラブ、シャフトをうまくミックスさせたセッティングが、欧州ツアー初優勝につながったといえるでしょう。

2024 星野陸也の最新セッティング

1W:スリクソンZX5 MkII(ロフト/9.5度 シャフト/三菱ケミカル KUROKAGE XT 70X)3W:テーラーメイド M5(ロフト/15度)2U:スリクソン ZXユーティリティ(ロフト/18度)4I:スリクソン Z5855I-PW:スリクソン Z945AW、SW、LW:クリーブランドRTX3(ロフト/52度、56度、60度)パター:オデッセイ ホワイト・ライズ iX #3 SH

野中真一