ヤマハレディースオープン葛城の2日目は降雨によるコースコンディション不良のため、競技中止となった。本来の7時スタートから時間を4回変更。最終的に12時スタートまで遅らせたが、天気は回復したものの、競技開催するほどのコースコンディションに整えることができなかった。大会は54ホールに競技短縮。第3日に第2ラウンドを行い、最終日に決勝ラウンド18ホールを行う。

アプローチ練習場と練習グリーンはOK

◆国内女子プロゴルフ<ヤマハレディースオープン葛城 3月28〜31日 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県) 6455ヤード・パー72>

 静岡県全域を襲った大雨と強風は、袋井市にある葛城ゴルフ倶楽部山名コースにも容赦なく襲いかかった。前日から7時スタートを9時スタートに遅らせていたが、11時、11時30分、12時と再三にわたってスタート時間を変更。

 同時に、コース内、特にグリーン上やバンカー内にたまった雨水の除去作業が随時行われていた。2戦連続で短縮競技になっていただけに、大会関係者としては競技中止にはしたくなかったが、予想以上の降雨量でコースコンディションが悪化したこともあり、11時20分に競技中止を決定した。

朝4時に起きて準備をしていたという原英莉花だったが、残念ながら2日目の競技は中止となった 写真:Getty Images
朝4時に起きて準備をしていたという原英莉花だったが、残念ながら2日目の競技は中止となった 写真:Getty Images

 第2ラウンドは明日土曜日に行い、最終日に決勝ラウンド18ホールを行う予定。競技は54ホールの短縮競技として成立する。なお、日照時間の関係で最終日に36ホールを行うことは難しいと判断された。

 昼過ぎぐらいから天候が良化したこともあり、練習グリーンやアプローチ練習場を利用する選手は少なくなかった。午前スタートの予定で、首位と1打差の2位タイにつけていた竹田麗央はクラブハウスに到着した直後に中止の知らせを聞いたという。

「できれば4日間プレーしたかったんですけど、仕方がないですね。今日はコースでパッティングの練習をした後、コース外のドライビングレンジでボールを打ちます」と、調整の1日に充てるつもりだ。

 また、首位と3打差の小林夢果は「中止は考えていませんでした。(残り36ホールでの逆転は)少しきついですけど、明日に期待します」と、気を取り直し、コース外の練習場へ向かった。

 さらに、初日を1アンダーの29位タイと出遅れた原英莉花は「朝4時に起きて準備していたので中止は残念です。今日1日にしっかり練習して明日に備えたいです」と、巻き返しを誓った。

 短期決戦になったぶん、出遅れた選手は不利だが、メルセデスランキングには4日間大会としてのポイントが加算される。それだけに、残り2日間は激しい戦いが予想されるが、まずはできるだけ上位で決勝ラウンドに進みたいところだ。

山西英希